
-2139-
世界かんがい施設遺産
1⃣ 大和川分水築留掛かり 前編
大阪府八尾市二俣 1
国際かんがい排水委員会が審査・認定し登録
世界かんがい施設遺産は、農業における田畑などに水を導入する施設で、建設されてから100年以上を経過したものが、国際かんがい排水委員会(ICID)が審査・認定して登録するものです🤗
国際かんがい排水委員会は、かんがいにおける歴史・発展の経緯を示し、国民の理解醸成を図る狙いをもち、かんがい施設の適切な保全に資することを目的としています☺️かんがい農業の発展に貢献、卓越した技術で建設されたものなど、歴史的・技術的・社会的価値のあるかんがい施設を認定・登録するため、「世界かんがい施設遺産制度]を創設しました。
認定によって、かんがい施設の持続的活用・保全方法の蓄積、研究者・一般市民への教育機会の提供、かんがい施設の維持管理に関する意識向上に寄与し、かんがい施設を核とした地域づくりへの活用を意図しています😄そんな施設、大阪府内にあるものを取り上げます😁

地域農業、農地を潤す水路施設
1705年(宝永2)大和川の付け替えに伴いに供用が開始されました🤗「西用水井路(長瀬川)」と「東用水井路(玉串川)」の2水路は「大和川分水築留掛かり」と呼ばれています☺️
建設から300年以上たった現在も、大和川から取り込む水は水路を流れ、大阪府柏原市・八尾市・東大阪市の約226ヘクタールの農地を潤すとともに、農業の発展にはかり知れない大きな役割を果たしています。
こうした地域では、消費者の顔が見える「安全安心な農業」を展開し、軟弱野菜や花き等の栽培がおこなわれています😆八尾市で生産される「八尾若ごぼう」(2013年地域団体商標登録)は、攻めの大阪農業を展開していく戦略品目の一つとして大阪府が位置付けし、生産振興を強力に推進しているほどです😄
これらの施設は現在、築留土地改良区が管理しています🤗






-2140-
ヌートリア
大和川河川敷で、特定外来生物に指定されているヌートリアに出会いました😲この害獣とされるヌートリアの生息地は本来南アメリカです☺️現在は寒冷地を除く世界各地に広がっています。日本では、北海道と九州、沖縄を除くほとんどのエリアでヌートリアによる被害が確認されています😬
南米にいたものがどうして世界各地に広がったかというと。毛皮の採取です。ヌートリアは体も大きく繁殖スピードも速いので、世界中の軍隊でコートに使用されていました😲
第2次世界大戦中、日本軍もこの害獣の毛皮を使うためにフランスから150頭を輸入しています。終戦を迎えると需要が無くなったことから野に放たれ、それが野生化したのです😬
1950年代、日本で毛皮ブームが起こり、ヌートリアやアライグマが大量に輸入され、飼育されましたが、下火になると飼いきれない業者が捨ててしまい、その子孫が現在残っているのです😢なんとも無責任なことです。ヌートリアは害獣であっても、人間による被害者でもあるのです😢
ヌートリアは、いじめたりしないかぎり、人に危害を加えることがありません☺️農地などに出て行き、作物を食べるのも生きるためです。もとはと言えば、捨てた人間に全ての責任があるのです🤬


