子どもたちにもう1人保育士を

2023年９月28日　　第812号

ココちゃん通信

大阪のうめ吉     

2023年　　　　

9月28日  　

第812号     
編集・ココちゃん

子どもたちにもう1人保育士を

保護者実行委がアンケート公表　

　配置基準を訴え

   75年間基準見直されず　　　　　　

　　　

　　

　７５年間も改善されないままの保育士の配置基準。子どもたちにもう１人保育士をと、保護者が要望していることが全国保護者実行委員会」「同全国実行委員会」が公表したアンケート調査の中間報告で明らかになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　

不適切な保育の改善を　

　　　　　　　　　　

　

　松原市立わかば子ども園＝ザウルスちゃん撮影(園の要望で画像加工)

両実行委員会が実施している「全国保護者アンケート」は２４日現在で４８３６件。保育者に向けた「不適切な保育を考えるアンケート」では同２７０９件が寄せられています。                   
　同会は厚労省内で会見をおこない、保護者や保育士がいつもいっぱいいっぱい」「まだ２歳になっていない子が誰も見ていない中で滑り台をのぼっていた」など寄せられた切実な声を紹介しました。              
  同時に「７５年もの間、保育士の配置基準が見直されなかったのはおかしい、と問題提起をしました。                          
　岸田政権は６月１３日「こども未来戦略方針」を示しましたが、配置基準改善をいいながら、実際には運営費の増額という「加算」にすぎないものです。　　　　　　
　両実行委は「全国の保育園での、子どもの願いに応えられない“不適切な保育”の過酷な労働実態を改善し、リスクを軽減するには、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」が定めた、保育士配置の最低基準見直しが必要」だと訴えています。                      
　実行委が言う通りです。保育園では全ての子どもたちに目が行き届かなければなりません。ですが、　　　　
　

　　　　　　

軍拡ではなく保育にこそ　　　

　　　　　　　　

　現状では保育士が足りないことから、必ずしもそうはなっていないのが実情なのです。　　　　
　子どもたちが、のびのびと行動できる、保護者が安心できる保育が必要なのです。そのためには、保育士を増やすことは絶対的に不可欠なことです。   
　国は「子どもは宝」などと言いますが、その裏付けとなる環境が作られていないのです。　　　　
　必要とする世帯の誰もが子どもを保育園に預けられるような環境整備がなされていないようでは、もう１人子どもがほしいと思っていてもそれが叶わないのです。　　
　これでは、少子化を加速させるだけです。「子どもは宝」が口先だけではなく、それを重視する国の政策が必要なのです。　　　　　　　　　　
　岸田政権は、大軍拡一点張りですが、こんなところに注ぐお金は子どもたちに注ぐべきです。未来を作るのは子どもたちなのです。軍拡などには、一片の未来もありません。そればかりか、未来の国土を危うくすることにしかならないのです。先述のように「まだ２歳になっていない子が誰も見ていない中で滑り台をのぼっていた」などはあってはならないことです。いつ上る階段から足を踏み外すかわからないのです。この頃の子どもは色々な事にチャレンジしようとします。そうした気持ちを伸ば

道しるべ　子どもたちにもう１人保育士を――全国保護者実行委員会が実施しているアンケート調査の中間報告です★このアンケートは１０月末まで実施されます。さらに１０～１１月の期間、各地で「全国アピールウェーブ」を行う予定を組んでいます★国は「子どもは宝」といいながら予算を出し惜しみしています★一つの保育所に１人の保育士を増員しても、年間929億円ですむ予算です。これは保育士の年間ボーナスを含め391万円を基準に全国の保育所数23759カ所をかけた数字です。これで子どもの安全が保たれるなら安いものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

ココちゃんで～す 　　　　          

アレま、お花を育てるセットだ　ワン 😄 😄    　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

長居植物園情報センターでザウルスちゃん撮影　　　　

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　     
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね　　　　          

        　　　

みなさん　　　　　　　　　　

おはようございます　うめ吉　　　

この欄はココちゃんの担当です