
2023年3月16日 第617号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月16日
第617号
編集・ココちゃん
陸自、森林法違反の開発
沖縄勝連分屯地で保安林
米軍が伐採と責任逃れ
沖縄県が立ち入り調査へ
地対艦ミサイル部隊配備となる沖縄県うるま市の陸上自衛隊勝連(かつれん)分屯地で、保安林指定の土地を森林法に違反した開発をしていることが判明しました。県は防衛省沖縄防衛局と調整し、現地立ち入り調査を行うとしています。陸自側は「米軍が伐採した後の返還で開発にはあたらない」と責任逃れをしています。
ミサイル部隊配備で強行
陸上自衛隊勝連分屯地=陸上自衛隊ホームページから
陸自の森林法違反の開発があきらかになったのは、市民団体・ミサイル配備から命を守るうるま市民の会が今年2月末、森林法違反を指摘したことによるものです。
同会は防衛省沖縄防衛局に、違法な開発の経緯が明らかになるまで、分屯地内の工事を中止するように求めていました。
この求めに、防衛局は「米軍から返還された時点で、すでに開発されていた。違法開発にあたらない」と責任逃れの弁解で、なおもミサイル部隊配備のための工事を強行しています。
同会が行った調査では、米からの返還にも自衛隊が保安林指定区域で森林法違反にあたる開発をしていたことが判明しています。
調査を行った土木技師・北上田毅さんが航空写真で、分屯地東南部の広場に米軍が設置した基地施設を撤去し、コンクリート舗装をするなどの土地形質変更を行ったことが判明しています。
勝連分屯地一帯は12(大1)年に旧森林法に基づいて保安林に指定されています。ここを戦後に米軍が基地として使用していたものを73
3文書改訂による強行
年に陸自が引き継ぎでいます。沖縄県は75年に、区域を含む一帯を保安林に再指定しています。
防衛局が「米軍が伐採した」などというものは通用しません。米軍が伐採したものでも、保安林指定区域である以上開発を中止したり、保安林として復旧しなければなりません。
森林法は第34条で、保安林について「都道府県知事の許可がなければ立木の伐採や形質変更をしてはならない」と規定しているのです。
今回判明した陸自のミサイル部隊配備に向けた整備は、明らかに指定区域の「形質変更」にあたるものです。こうした違法行為を陸自が平然としてやっていることです。陸自に森林法違反の認識がないはずがありません。違反になることを承知の上で強行しているということです。
いつの世も、率先して法を破るのは国側です。このようなことが許されるはずがありません。しかも、今回の場合は、岸田政権が国土の安全保障と称した3文書改定に基づいた大軍拡のためのものです。まさに国家安全保障戦略という危険な路線を突っ走るものです。
軍事に頼る国の安全などあり得ません。ましてその保障になどなり得ないことなのです。
勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊を配備することは、ここが標的にされるということであり、安全保障どころか、戦火を呼び込むものでしかありません。これまでに、機会あるごとに指摘しているように、ミサイル部隊のような基地は真っ先に標的にされます。そうなれば、基地だけの被害ですまなくなります。当然ながら民の区域も戦火に晒されます。
道しるべ 沖縄県勝連分屯地で陸自による、森林法違反のミサイル部隊配備のための整備で、県は現地への立ち入り調査を行うとしています★当然のことです。防衛局宮崎順次長が「アメリカ軍から返還された時点で既に開発されていて、森林は存在していなかった」との言い逃れです。それで済むと考えることしか出来ないなら防衛局を辞めるべきです。法を都合よく解釈する人間が国防を言うこと自体がおかしいのです★日本の国土を逆に危険にさらすような国の機関は無用。こんな機関・組織などない方がよっぽど安全が保障されるというものです。
ココちゃんで~す
うわ~い、大好きなイチゴとソフトだワン 🥰 🥰
ザウちゃん、イチゴ大好きザウ 😍
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です