
2022年11月17日 第498号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
11月17日
第498号
編集・ココちゃん
判断力欠落「学校」現場
生保世帯の子、クーポン配らず
生徒への配慮もなく
これが学校教育現場の姿
北海道余市町の中学校で、修学旅行の際、生活保護世帯の生徒に全国旅行支援のクーポンを配布していませんでした。しかも、対象の生徒7人が別室に呼ばれ、配布対象外と言われています。教員は、この7人以外の生徒の部屋を回ってクーポンを配りました。7人の生徒が生活保護世帯と特定するような配慮のなさと、生保世帯の生徒にはクーポンを配れないとした学校側の認識と判断力の欠落は極めて大きな問題です。これが教育の現場と言わざるをえないことです。生涯一度の修学旅行なのに、7人の生徒に拭うことのできない傷を負わせたのです。
修学旅行で余市町の中学校
北海道余市町=Wikipediaから
修学旅行は10月に2泊3日、31人。訪問地は岩手県です。就学援助を受けている世帯の生徒に配られなかったもので、配布から除外された生徒の保護者が学校に問題提起して発覚しました。
もし、保護者が学校側に問題提起しなければそのままになってしまったでしよう。当然町教育委員会も把握できなかったはずです。
この事態は、修学旅行を受けた旅行会社の親会社である日本旅行(東京都)の担当者の「公的支援は二重には受けられない」という認識だったことが招いたものですが、現場の教員にも確かな認識がなかったことです。
担当している教科については長けていても、社会問題に疎いのでは教師として資質に欠けていると言えます。このような教師は、教師のすべてとは言いませんが、これが、教育という学校の姿と言わざるを得ません。
今回のこの問題で旅行会社は再発防止に努めたいとしており、学校側も「一生に一度の修学旅行で嫌な思いをさせてしまった。子どもたちに申し訳ない」としています。
過ちは誰にでもあることですが、今回のこの件は、7人の生徒たちに生涯に渡って拭えない傷を負わせたことです。
しかも、クーポンそのものを渡さなかったことだけでなく、対象の子どもたちを別室に集めてという、他の子たちに知られるということに配慮がなかったことです。これは、クーポンを配らなかったこと以上に重大な問題です。
この場合、必要な配慮が完全に欠けており、問題を大きくしたことです。まして相手は中学生という多感な時期の子どもです。
学校と旅行会社は同額の商品券を渡すとしていますが、それによって受けた心の傷が消えるものではありません。
概に起きてしまったことであり、それでしか、子どもらに詫びる手段がないことは理解できますが、こうしたことに関わる旅行会社や学校は幅広い社会問題についての認識を深めなければならないことです。
子どもが相手の学校と言う教育現場において、教師が教師とはなにか、すべきことは何かをしっかりと自覚することが求められるものです。
小1で負った心の傷
確認もしない教師
教師に教師として真の自覚がなければ、教育者とはいえません。子どもに傷を残すような教師は絶対にあってはならないことです。
筆者はこれまでに何回かSNSで発信していますが。小学1年の時、こんなことがありました。
ある日、教科書が破られ、机にあるのを見つけました。すると傍の子が「おまえがやった」です。その時校長からいきなり頭をゴツン。完全無実なのに、確認せず即決の処罰です。
学校は僻地で2学年ひと教室の複式学級、校長も授業をもっていたのです。
このような教師が存在することです。教師の全てとはいいませんが、これが学校という現場なのです。
道しるべ
子どもに配慮することを知らない学校の教師によって北海道教余市町の中学校の修学旅行で、7人の子どもらが深い傷を負いました★修学旅行の参加が31人の生徒ですから、小規模の学校なのでしよう。ならば、なおさら行き届いた教育ができるはずなのです。ところが、修学旅行先で、生活保護による就学援助を受けている世帯の子らに旅行クーポンを配らないということが起きました★31人なら、様々な配慮ができるはず。にもかかわらず、完全に配慮を欠いた、生保世帯を特定させるようなことを教師がやったのです。申し訳ないでは済まされません。
ココちゃんで~す
わーい、今日のおやつ、3種類のシュークリームとメロンだワン 😀 😀
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です