
2022年6月6日 第334号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
6月6日
第334号
編集・ココちゃん
匿名出産受け入れは行き過ぎ
熊本市・慈恵病院指針私案
「内密出産」を受け入れている熊本市の慈恵病院が、病院側にも身元を明かさない「匿名出産」を受け入れる指針を私案として熊本市に提出します。しかし、こうしたことは、母親としての責任回避にしかなりません。病院側はそれなら受け入れられないと断ることを伝え、このままでは「あなたは犯罪者への道を歩むことになる」として諭すべきではないでしょうか。当然ながら、父親の存在を度外視するのではなく、父親に対する責任を法的に整備することを国に働きかけなければならないことです。まず先に父親なる男の処罰を明確にすることです。
従来方針で通すべき
病院は女性を諭すべき
熊本市の慈恵病院(同病院ホームページから)
母親の責任回避許容になる
慈恵病院は、匿名出産を希望する女性に「生まれてくる子どもには出自を知る権利がある」として諭し、それでも拒否すれば受け入れるというものです。
ですが、もう一歩突っ込んだ諭しが必要です。「もし、断ればどうしますか」それに対して女性は答えられるでしょうか。続いて「すでにあなたのお腹には赤ちゃんがいるのです。このままではあなたは犯罪者としての道を歩まなければならなくなります」ここまで突っ込んで言う必要があります。これは脅しでもなんでもありません。女性と生まれる子どもの命を守るための最善の措置、対応なのです。
生まれてくる子には、必ず父親である男がいます。どのようなことで妊娠に至ったのか。経緯は様々でしょう。行為をもってはならない相手、例えば教育者とか、色々なケースがあるでしよう。相手が特定出来
残る出産後の課題
ないような、複数の男と関係をもつ、風俗に女性が身をゆだねていたことによるものもあるでしよう。
このケースでは、女性の愚かさもあります。いくら格差社会と言えど、女性が風俗に身をゆだねなければ生きていけない時代ではありません。と、なれぱ、そのような楽をしてお金になる世界につられたとしかいいようがありません。
そうしたことでの責任は女性もかなり大きなものです。今時、そのよううな行為で100%、妊娠に至らないと考えることこそが誤りです。
で、ある以上、相手が特定できなくても、自身の身元を病院側に明かすのは最低限の常識とも言うべきことです。
内密出産の一例めで、熊本地方法務局が「市が職権で戸籍を作成できる。現行法で可能」の見解を出しています。こうしたこともあり、厚労省も運用指針の策定に向けた動きです。
慈恵病院は匿名出産を言う女性に説明を尽くすとしています。当然なことです。なによりも、そのようなケースが出てこないことを願うものです。病院側も同じ考えであるはずです。
あくまでも、万が一、このようなケースが出てきた場合のことです。病院は、このようなケースの場合も、匿名で保護、相談、妊娠管理をするとしています。生まれる子どもの戸籍についても、内密出産での法務局見解に沿った「市の職権」の手順で対応するとしています。
しかし、生まれた子はやがて児相などの施設に移ることになります。課題が残されています
ココちゃんです。
お米って、こうやって田植えをしてできるんだね、ココちゃん初めて見たワン 😍 😊 😊
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね=6月5日、大阪府松原市 撮影・ザウルスちゃん
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 内密出産であれ、匿名出産であれ、出産までから、出産、新生児期間の病院側が負う費用より、その後に児童相談所施設に移ってからの費用の方が桁違いに大きいものです★すぐに里親や、特別養子縁組を希望する人が出てこない限り、長い年月に渡って施設が担うことになります。当然ながら、その施設が市のものであれば市、県のものであれば県が費用を持つことになります★財政事情が豊かな市や県などの自治体はめったにありません。子は国の宝という国ですが、表向きの家庭子ども庁新設ではなく、このようなことにも手厚い財政措置を取ることが必要です。責任云々は結果論であって、今後の対応にはなり得ません★特定の病院が手がけるようなことを国が見ているだけであってはなりません。