ココちゃん通信 25-06-23       (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)

2025年6月23日 第1426号 (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)

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      農地潤すかんがい施設

◆11◆築留二番樋       

大阪府柏原市上市2-320 

 大阪府柏原市にある、大和川から水を引き込む灌漑施設です 😄明治末期から大正期にかけて築造された煉瓦造りの単アーチ型樋門です 😃              
 樋門は煉瓦造り、幅約2メートル、延長約55メートル、アーチ部最大幅約1・6メートル 😲            
 煉瓦は、イギリス積みとされる積み方で、壁面下半部は長手積みを採用しています。アーチ断面は馬蹄形です😁壁の天端には花崗岩が施され、床面にも花崗岩が敷き詰められています 😄           
 老朽化が進む樋内部は、薬剤注入や補強によって維持保全されています 😢

【2面】

堅牢な輸入レンガで築造

【3面】

 樋門築造の資材は、地域の要望もあって、大災害を未然に防止することが可能な堅牢なものとすることとし、当時としては、ヨーロッパから導入された最先端の建築資材である煉瓦を使用しました 😄                      
 下流側の坑門部はイギリス積みでより強固な構造になっています 😉

【4面】

アーチの側面は珍しい馬蹄型

 アーチ部の側面は垂直ではなく、馬蹄形をしており、樋管としては非常に珍しい構造となっています 😄

【5面】

灌漑施設、登録文化財で最古の煉瓦構造

 2001年に文化庁の登録有形文化財になりましたが、かんがい施設の登録有形文化財の中では日本最古の煉瓦造構造物です 😄

【6面】

うわ~い ここからの水が田んぼや畑を潤してるんだワン😆

       

大阪府柏原市、ザウルスちゃん撮影                 
みなさん、今日も元気で頑張りましょうね   

みなさん                      
おはようございます  うめ吉  

この欄はココちゃんの担当です

【7面】

【8面】

【9面】

ココちゃん通信 25-06-23       (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)」に2件のコメントがあります

  1. 大阪のうめ吉様 おはようございます。農業には水はなくてはならないもの。和歌山に住むようになってから、その事を実感しました。溜め池がたくさんあること、それに江戸時代に造られた約30kmにも及ぶ小田井堰があることからです。特に小田井堰については水量が多い大きな川が流れていても、それだけでは農業に使うことが出来ないことを知り、井堰の重要さを改めて認識しました。川さえあれば大丈夫なのでは?と思っていたことが恥ずかしいような・・・。😅

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    1. asamoyosiさん、おはようございます。いつも有難うございます🙇‍♂️
      そうですよね、大和川のような大河川があっても、田畑のあるところに水路を作らなけれは利用することができないですから😅
      ここの築留二番樋は今でも現役🤗大阪では農家が減少したとはいえ、流域にある田畑を潤しています😃だからこそ、登録有形文化財だけでなく、「世界灌漑遺産」に認定されているのです😄

      いいね: 2人

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