ココちゃん通信 25-06-21　　　　　　 　　　　　(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)

2025年6月21日 第1424号 (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)

ココちゃん通信

【1面】

―1754―

魅せられて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

白い花

8 クチナシ　　　 

　　　　静岡以西に自生、香りが特徴

大阪府堺市蔵前町1-11　

　アカネ科クチナシ属常緑低木です 😉香りの良い花を咲かせます。日本では静岡以西、国外ではインドシナまで自生しています。光沢のある濃いグリーンの葉を持つ、白い花です 🤗    　　　　　　　　　　　　　　　　　
　熟す実は、古くから染料として利用されてきました。クチナシの名の由来は、実が熟しても裂けないので「口無し」、転じて「クチナシ」になったといわれています 😲 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　国内の主なクチナシの種類は、クチナシそのもの。常緑低木の白の一重咲きです 🤗クチナシの変種ヤエクチナシ、花色は白、バラのような八重咲きです 😋クチナシに似たコクチナシ、花も葉もクチナシよりも小ぶりで、白の一重咲きです　🤗　

　

ココちゃん通信
編集　　　　　　　　　
スタッフ
カメラマン
ザウルスちゃん　　　　　　　　　　　　　　　

【2面】

花嫁さんのブーケに好まれる花　

　花季は、６月～７月で、夏の気配を感じ始めた頃に開花が始まり、辺りいっぱいにその香りを漂わせます 😃　                   
　花びらはキズが付きやすく、花は非常に短命です 😢初夏のウェディングでクチナシをブーケにして持ちたいという花嫁さんが多く、これは花の短命の儚さと香りの魅力がそうさせているようです 😉

【3面】

19世紀にヨーロッパに渡る

　花の香りは、特に夜になると強くなるのが特徴です😲香りの主成分は、リナロールと呼ばれるジンチョウゲやキンモクセイ、ジャスミン、フリージアなどと同じものです。リナロールは、熟れた果実を思わせるような甘い香りが特徴です 😄    
　静岡より西、中国、台湾、インドシナが原産です 😲１９世紀にアジアからヨー

【4面】

ロッパに渡ったとされています 🤗     　　　
　ヨーロッパでは、純白で甘い香りのする花が大人気となり、香水の原料となったり、様々な香り付けに利用されたりしてきました 😆
　現在もクチナシの花の香りは人気があり、香水の原料に使われています。しかし、クチナシの花から香料を抽出するのは難しく、希少なので、多くは人工的に作られた香りが代用されています 😢

【5面】

衣料だけでなく、食品の染色にも

　クチナシは香りが良いだけでなく、実から取れる色素も有用なものです 🤗　　　　　　　　　　　
　クチナシの実を乾燥させ、古くから黄色の染料として利用されてきました。衣類だけでなく、食品の着色にも利用さられています。現在でもクチナシ色素は、栗の甘露煮やたくあんなどの、黄色の着色に使われています 　
　クチナシの実はオレンジ色ですが、乾燥させることによってさらに濃いオレンジ色になります。クチナシの色素は水溶性で、水に溶け出す色素は濃いオレンジ色ではなく、明るい黄色に変化しています。黄色く変化したものをクチナシ色素

【6面】

ココちゃんです      
　　　　　　　　　　

うわ～い　クチナシの花、いい香りだワン 😄         　　　

　　　　
大阪府堺市、ザウルスちゃん撮影                 
みなさん、今日もお元気で頑張りましょうね

　　　　　　　　　　

みなさん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です

【7面】

として染料に使われているのです 😲クチナシで染めたものは黄色くなっているのです。クチナシからは青と赤の色素が取れます 😃これらの色素を混ぜ、他の色が作られたりもするのです 😲　　

【8面】

【9面】

【10面】