岸田派収支報告書、訂正嘘

2024年2月10日  第947号

発行人    
大阪のうめ吉     

2024年   

2月10日    

第947号       


編集・ココちゃん   

岸田派収支報告書、訂正嘘

  

        

 岸田文雄は、自身の派閥・宏池政策研究会を解散した前日の22日、政治資金収支報告書を訂正しました。ですが、パー券購入者数が訂正前と同じです。896万円を増額して購入者数が同じなどということはあり得ないことです。明らかに嘘の訂正です。派閥を解散したからと言って政治資金規正法違反がなくなるわけでありません。 

 

 岸田派は1月18日付で、2020~22年分を訂正しました。20年分をみると、訂正前のものは1億5532万7470円で、訂正後は1億6428万7470円となっています。896万円の増額です。       
 ところが岸田派が訂正した収支報告書では、購入者数が政治団体の購入2万円1件だけです。購入者数が変わっていないのです。       
 政治資金パーティーで、1千万円を超えれば「特定パーティー」となり、パー券購入者数を報告書に記載しなければなりません。にもかかわらず、訂正前と同じ購入者数です。どこをどう見ても虚偽記載です。政治資金規制法違反であることが明らかです。    
 岸田は、派閥の解散でこの問題にふたをすることができる、終わりにできると考えているのでしょう。         
 とんでもありません。多くの国民はこんなことに納得などしていません。地検特捜は明らかに忖度でもってして主犯の議員本人を逃しました。ですが、これで決着がついた訳でありません。検察審査会です。検察審査会

    

が待っています。    
 この問題では、すでに市民団体が申立てをし、検察審査会が受理しています。   
 検察審査会での議決が待たれます。とは言え、議決が出るまでには時間がかかります。それまでに、岸田文雄をはじめ、悪党どもによって、一大軍拡予算を盛り込んだ新年度予算が通されてしまいます。こんな悪党連中が、国民の支持を得られていない政権によって重大な予算や法律などが決められるなど、あってはならないことです。   
 とにかく今は、検察審査会の動きを見守るのと、国会で野党の追及に期待するだけです。       
 検察審査会の議決には「起訴相当」と「不起訴不当」「不起訴相当」の3つがあります。この検察審査会のメンバーは、有権者から選ばれた11人。検察の不起訴処分が妥当かを審査し8人以上が起訴すべきと判断すると「起訴相当」となります。この場合、検察は再捜査をしなければなりません。    
 この再捜査で、また不起訴とされた場合、2回目の審査が行われます。再び8人以上が起訴すべきと結論付ければ、強制力のある「起訴議決」となります。この再捜査は、これまでの検察によるものではなく、裁判所が指定する弁護士が検察官に代わって起訴する。いわゆる「強制起訴」となります。   
 国民的関心の高い案件ですから、さすがに不起訴相当はないでしょうが、不起訴不当となった場合、検察は再捜査をします。起訴されることもありますが、再度、不起訴処分が行われれば、それで事件は終了となってしまいます。確実にこんな悪党どもを政界から追放するには国民の力です。                
 

          

                           

出雲大社大阪分祀でザウルスちゃん撮影         
          

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

         

この欄はココちゃんの担当です

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