
ー976ー 府下神社めぐり
⛩6⛩ 龍神社

龍神社 冬季の池干しで水が抜かれています。夏場は黒ずんでいるところまで池の水に浸かっています
大阪府大阪狭山市岩室2439-1(狭山池内)
古くからダムとしての機能をもった狭山池の中にある神社で、管理は狭山神社がおこなっています😊
境内末社を除き、単独の神社としては最小の神社ではないかと思われます😲
狭山池は、毎年、農業用水の利用が少なくなる冬季間に、池の水位を低下させる「池干し」が行われます。池底の泥を乾燥させることによって、水質汚濁の原因となるアオコなど藻類の発生を防ぐためです😲
池干し期間中だけに見られるのが、龍神社の前方にある直径27メートル・深さ5メートルのすり鉢状の大きなくぼみ、龍神淵(りゅうじんふち)です🤗
この竜神淵は1996(平8)年の池底掘削工事の際に見つかったものです。淵の中央部に陶製のツボが埋められ、中には御神体が入っていました😲

龍神社
祭神 水波能売命(みずはのめのみこと)
天水神分(あめのみくまりのかみ)
国水分神(くにのみくまりのかみ)
創建 伝説では1858年(安政5年)

龍神社
龍神社にはこんな伝説があります😲
狭山池に住む雌の大蛇は粟ケ池(富田林市)に住む雄大蛇に恋をします。狭山池の雌大蛇は雄大蛇が住む粟ヶ池へ毎晩通っていたが、通り道の田畑は荒れ、人や牛は吞み込まれる等被害が絶えず、皆困り果てていました。村人は龍神を退治しようとも考えますが、祟りがあってはと、逆に雄大蛇を粟ヶ池から狭山池に迎え入れ、雌大蛇と一緒に暮らさせました🥰

龍神社
狭山池に祠を建て、その後も祭祀を絶やさないことで、田畑が荒れることはなくなりました😊
龍たちが一緒に暮らすようになってから月日が経過したある日、河合(松原市)に住む男の夢に美しい男女の若者が現れ、「自分たちは狭山池に住む大蛇で、池の祠で幸せに暮らしている。しかし池だけの生活は息苦しい。ここに私達の祠を建てて、広い大和川まで行けるようにしてほしい」と話します。男は約束したのですが、夢か幻かわからず迷いますが、数日後、男が井戸から不思議なお金を見つけます。男は夢ではないとして、祠を建てました😅
龍神夫婦は、池干し中は西除(川)の滝つぼに移り、池の水がたまると池に戻っていました🤗

龍神社
西除を中心とした安政の大改修で滝つぼを埋める工事がおこなわれましたがけが人が続出。龍神の祟りだと恐れられました
こうしたことから、滝つぼの代わりとなる大きな淵を掘って祠を池中に祭ります。これにより池干し中も龍神は淵の底にたまった水に住むことができるようになりました🤗
そんな伝説があるのですね。勉強になります。😉👍️🎶
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asamoyosiさん、こんばんは。いつも有難うございます🙇♂️
伝説って、おもしろいというか、真実か、作り事かがわからないようなところありますから😊
長い年月に渡っているうちに、だんだんと変化してくるのでしようね。たとえば、ある人が「死にそう」といったことが、次の人が言う時には「死んだ」になっていたりしますからね。捉え方でかわってきますからね😅
実際には、科学では解明できないことだってありますから😂
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