志賀原発は廃炉しかない

2024年2月9日  第946号

発行人    
大阪のうめ吉     

2024年   

2月9日    

第946号       


編集・ココちゃん   

志賀原発は廃炉しかない

  

        

 1月の能登半島地震で深刻なトラブルが発生した北陸電力志賀原発ですが、最悪の事態を想定し廃炉にすることが最善の選択です。福島第一原発のような事故が起きないとは言い切れません。安全神話は捨て去るべきです。ですが、原発を推進する岸田文雄は「原子力規制委員会の新規制基準には、万が一過酷な事故が発生した場合への対応も含まれている」として廃炉を真っ向否定するありさまです。しかも、こうした問題が国会で取り上げられてもまともな答弁ができていません。

 

 今回の能登半島地震では、変圧器損傷・油漏れが発生し、外部電源が一部使えず、「想定外」のトラブルが続出しています。      
 北陸電力はかつて、今回の震源に近い能登半島先端の珠洲に原発をつくることを計画していたのです。住民の反対で頓挫したいきさつがあります。      
 今回の地震で能登半島は目を疑うような被害が発生し、見る影もなくなっています。もし、ここに原発が建っていたら、福島の二の舞になっていたかもしれません。大被害が発生しても、地震の被害だけならまだましです。ですが、原発が福島のような事故を起こしていたら災害からの復興がかなり難しくなります。福島では、未だに生まれた町に帰れない人たちがいるのです。  
 復興は簡単にはいきません。今回の地震で志賀原発が建つ

地域は半島より少ない揺れの規模でしたが、それでも変圧器損傷・油漏れ、外部電源が一部使えないなどのトラブルが発生しているのです。                
 完全に原発は危険であることを実証しているものです。岸田文雄が言う、強調する「原子力規制委員会の新規制基準には、万が一過酷な事故が発生した場合への対応も含まれている」などはなんの安全への根拠にならないものです。        
 7日に開かれた国会、衆院予算委員会では、能登半島地震で深刻なトラブル発生の北陸電力志賀原発の件で、日本共産党の笠井亮議員が、最悪の事態を想定して、原発ゼロを決断すべきだと迫っています。        
 しかし、岸田文雄は、「安全神話」に固執し、原発推進を続ける姿勢を示すだけでした。笠井議員は、「今回より強い地震で震源地が原発立地の直下か近傍だったり、原発が運転していたりした場合、福島第1原発のような過酷事故にならないといえるか」との追及への答弁が新規制基準云々なのです。           
 これは全く答弁になっていません。岸田はまともに答えられないのです。それでも原発維持・推進に固執しているのです。              
 原初は稼働していなくても電源喪失が起きれば、使用済み燃料プールの水が冷却できず火災を起こし、放射性物質が飛散する恐れがあります。稼働中だと最悪、原子炉の燃料がメルトダウンし、使用済み燃料は火災を起こしてしまう恐れがあるのです。                
 

          

                           

富田林市でザウルスちゃん撮影         
          

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね        
      

         

この欄はココちゃんの担当です

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