自民の聞き取り高級ホテル

2024年2月5日  第942号

発行人    
大阪のうめ吉     

2024年   

2月5日    

第942号       


編集・ココちゃん   

自民の聞き取り高級ホテルで 

  

 自民党が派閥パーティー裏金事件で、2日から始めた所属議員への聞き取り調査が、あろうことか高級ホテルで行われています。国民の感覚と著しくズレたもので、問題への本気度が全くみられません。聞き取りも、犯罪者が犯罪者の聞き取りをおこなうものです。国民を完全に舐めています。

 

 調査対象となったのは、会計責任者らが地検によって立件された安倍派をはじめ、二階派、岸田派の90人程度が対象。森山裕総務会長を座長に小渕優子選対委員長ら党執行部6人が分担しての聴取です。   
 派閥パーティーの収入から還流を受けた金額や使途の説明を求めています。還流が始まった経緯、政治資金収支報告書に記載しなかった理由や収支報告書を議員本人が最終確認していたかどうかも質問となっています。 
 調査結果によって茂木敏充幹事長が党の処分を検討します。自民は、調査とは別に、党に所属する全議員対象の裏金受領の有無を確認のアンケートも実施します。 問題なのは、この聞き取り調査だけではありません。聞き取りをする場所が、あろうことか都内にある高級ホテルなのです。何のために党本部があるのか。6人が分担してやるのですから、1人15人ていどです。    
 そのくらいの部屋が党本部にないはずがありません。にもかかわらず、都内の高級ホテルでやっているのですから完全に庶民感覚からずれています。とにかく金のかかることを平気でやるというこの

金銭感覚のなさです。         
 もっとも、自民としては、こうした高級ホテルの利用も見返りを考えてのものなのでしょうが。こうやって常日頃から利用していれば、党を支持してもらえる、政治献金もいただけるということを考えてなのでしよう。          
 調査の問題は、調査を担当するのが身内の党執行部ということにもあります。その党の執行部にしても、完全白のひとたちばかりではありません。犯罪者が犯罪者を取り調べるなどあり得ないことをやっているのです。こうしたことは、第三者機関を立ち上げてやるべきこと。  
 こうした調査に当たっている細野豪志衆院議員は「役職として聴取している」と述べています。まったくおかしなことです。役職としてやっている、こんなこと、庶民にはとうてい理解できないことです。       
 警察官の家族が逮捕されたとき、その警察官が取り調べをしますか。しません。こんなあり得ないことを自民党がやっているのです。茶番だ、猿芝居だと思われても当然のことです。        
 だいたい、不記載って一体なんなんでしょうか。事務的ミスとかいっていますが、そろいもそろって事務的ミスが起きますか。起きません。意図的にやっていることが明らかです。それも会計担当者が独断でそんなことをやりますか。明らかに議員の指示でやっていることです。それでも地検は問題の面々を逮捕、起訴しなかったのです。

                           

阪急電車の停車場でザウルスちゃん撮影         
          

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね     
          

この欄はココちゃんの担当です

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