課題山積の通常国会始まる

2024年1月27日  第933号

   発行人

大阪のうめ吉    


2024年   

1月27日 

第933号   
編集・ココちゃん

課題山積の通常国会始まる

 

    

    

 26日、通常国会が開会しました。初日に裏金問題で在宅起訴された議員は、同僚議員に頭を下げ続け。安倍派5人衆は、みんな笑顔です。特捜部は自民党政権に忖度で逮捕せず。国会は、政治と金の問題を抱えた異例ずくめのスタートです。今国会では、もう「捜査中なので差し控える」は通用しません。 この裏金問題を徹底して解明しなければなりません。岸田大軍拡の予算を阻止することに加え、国民のくらしと無策だった経済の再生に向けたものにしなければなりません。 

 

 

 

 

 西村康稔、高木毅、世耕弘成、松野博一、萩生田光一の5人衆全員が笑顔です。本来ならば、こんな笑顔で出席できる身ではないのです。これは東京地検特捜部の自民党政権忖度によって野放しにされたからです。このような犯罪者の野放しなど絶対にあってはならないことです。それが国会議員であるのですからなおさら重大な問題です。  
 この5人衆を始め、裏金に手を染めた国会議員らは全員逮捕、議員辞職するべきです。国会議員だから、逃亡のおそれがないとして在宅起訴というのも問題です。逮捕されないことをよいことに、堂々と国会に顔をだしているのです。あってはならないことです。        
 野党が結束して、真相を語らなければ一切の審議に応じない取り組みが不可欠です。その上で国会として議員辞職勧告すべきです。これに応じなければ国会から除名することを議決すべきです。自民党や与党がこれに応じなければこのよう

 

  

な犯罪者を国会議員として容認することになります。自民党そのものの姿勢がとわれることです。    
 岸田文雄首相は、この通常国会で、一大軍拡予算を通そうとしています。過去最大となる7兆7385億円もの予算です。         
 この予算には、イージス・システム搭載艦2隻の建造費用として、3797億円。相手のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」と称した「スタンド・オフ・ミサイル」の改良を進めている「12式地対艦誘導弾」より射程が長く正確性も高いミサイルの新たな開発費として、320億円を盛り込んでいます。
 直接の兵器ではない、陸海空自衛隊の部隊を一元的指揮とした常設の「統合司令部設置もです。船舶専門の輸送部隊「海上輸送群」も新設です。ステルス戦闘機F35Bを宮崎・新田原基地に配備し飛行隊も発足させます。         

このような一大軍拡はなんら日本のためにはなりません。国防どころか、戦火を呼び込むだけの危険なものです。しかも、このような軍拡のねらいが、自衛隊と米軍の融合、一体化にあることです。米軍によって引き起こされる軍事衝突に日本が巻き込まれるのです。  
 大軍拡予算を組めば削られるのが国民のくらしの予算です。国家財政は無限ではありません。税収も限られています。大軍拡をやれば、暮しの予算を削るか、赤字国債の発行です。         
 国債を発行すれば次世代に大きなツケを残します。それでなくても、国債返済としての国債費は歳出でかなりの部分を占めているのです。軍拡を止めさせ、暮しの為の予算と、政権が無策だった経済を再生させることに重点を置く国会にすることです。

    


           

                           

                       
        

生野区でザウルスちゃん撮影          
          

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

                        
        

この欄はココちゃんの担当です

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