でっち上げ、共産党の常套手段

2024年1月21日  第927号

   発行人

大阪のうめ吉    


2024年   

1月21日 

第927号   
編集・ココちゃん

       

でっち上げ、共産党の常套手段

    

 志位和夫委員長に代わり、田村智子新委員長が誕生しました。同党初の女性委員長・党首として注目を浴びています。ですが、党除名処分受けた松竹伸幸さんが処分の撤回を求め、「再審査請求」を行なっていました。共産党は大会で議論することなく請求を却下し却下の報告をするだけでした。松竹さんは昨年、「党首選挙制」の導入を訴える『シン・日本共産党宣言』(文春新書)を出版し、共産党から除名処分を受けました。田村新委員長も除名処分を正当化しています。処分はでっち上げられたものであり、でっち上げ処分は共産党の常套手段になっています。田村委員長は志位前委員長の継承にすぎず信用できません。こんなことでは、共産党を支持している有権者が離れてしまうだけです。 

 

 

 『シン・日本共産党宣言』を出版しての除名処分ですが、除名処分が相当なのかということもあります。かつて「田口富久治・不破哲三論争」なるものがありましたが、この時共産党は無視しています。今回も無視することもできたはずです。             
 ですが、共産党はそれをしませんでした。そればかりか、松竹さんを、党内問題を外部に出した、分派行動をとったということで地区委員会が除名を決定。さらに上級の京都府委員会がこれを追認したのです。中央委員会も承認しています。       
 党内問題ともしていますが、党内で議論したところで上級の中央が「分かった」となるなどはあり得ません100%自分らの目指すことを押

し付けてくるだけです。        
 分派行動だとすることなど、もう正気ではありません。「党内に派閥・分派はつくらない」ということを盾にして何がなんでも分派行動にしてしまうことです。    
 今回の松竹さんの行動も分派行動などではありません。にも拘わらず中央は分派行動と決定づけたのです。        
 流れはこうです。松竹さんの出版について、共産党歴60年もの大先輩になる鈴木元さんが、『志位和夫委員長への手紙』を、かもがわ出版から松竹さんの本と同時に出版したことにあります。       
 これは春に出版の予定でしたが、「同時に出せば話題になる」と松竹さんが提案したことを「分派活動」にあたると言うのです。      

 もう、無茶苦茶な党規約の解釈です。狂気じみた解釈そのものです。    
 同時に出版する。こうした提案、合意がどうして分派行動になるのか。こんなことでは、地区委員会管内の他の支部の人と話を交わすこともできません。
 地区内の党同志との連携など不可能です。あくまでも支部単独でやれと言うことになります。他支部の意見などを聞くことも意味のないものになってしまいます。        
 全くおかしなことであり、矛盾そのものです。しんぶん赤旗にある党活動の記事など、分派を促すものにしかなりません。このようなことを一体中央はどう説明するのでしようか。         
 分派をでっち上げ処分されたケースに埼玉県草加市議団の除籍排除があります。1人ではありません何人もの市議団でした。

 

    


           


                               

                

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね                       
        

この欄はココちゃんの担当です

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