弾圧警備費1日2155万円

2024年1月16日  第922号

   発行人

大阪のうめ吉    


2024年   

1月16日 

第922号   
編集・ココちゃん

       

弾圧警備費1日2155万円

 沖縄県で強行されている辺野古新基地建設に伴う警備費が、建設工事が始まった14年7月から23年12月末までに契約金額が約748億円にのぼっています。一日あたりに換算すると、単純計算で約2155万にもなります。こうしたお金、国民が収めた血税が反対する人たちを弾圧するために使われているのです。基地建設が強行されている沖縄の海は県民の宝です。美ら海の破壊であり、国家犯罪そのものです。米軍のために軍事基地を新設するなど無駄な歳出そのもの。普天間基地返還に必要のない代替え基地建設です。

              

 

 

 防衛省沖縄防衛局は、陸上と海上での警備業務をそれぞれ警備会社と契約しています。陸上警備が14件で約373億円、海上警備が10件で約375億円となっています。           
 警備会社はほぼ2年間で警備契約をしています。海上警備では、19年12月1日から22年1月1日までの25カ月間、東京のセントラル警備保障が80億7000万円で受注しています。        
 セントラル警備保障は、監査役に青森、神奈川県警本部長を歴任した人物や大阪府警で生活安全部部長だった人物など、天下りが多い警備会社です。       
 陸上は主に綜合警備保障が担当していました。同社も同様の天下り人物が多くなっています。神奈

川県警からの天下りが多いのが特徴です。                
 辺野古新基地警備は、このような警察官僚が天野下りの警備会社がやっているのです。このこと自体も問題です。          
 こうした警備の受注からしても、新基地建設はやめられないわけです。マリコン(海洋土木)企業だけでなく、警備企業を儲けさせる狙いもあるのです。        
 一日に2155万円もの警備費が入ってくるのですから、警備会社にとっては手離すことが出来ない案件です。当然、このようなことで自民党に献金が流れているでしよう。こうしたことにも新基地建設を強行する狙いがあるのです。単に米軍のために新基地を提供するだけではないのです。
 さらに、埋め立て工事契約でも警備業務を実施しています。沖縄防衛局は「工事全体の金額から警備業務に係る金額を正確に示すことは困難」としています。ですが、防衛局は昨年、しんぶん赤旗の取材に、警備業務に相当する金額は計約159億円だと答えており、これを合わせると約907億円にのぼることになり、1日当たりの警備費はさらに膨れ上がります。                
 沖縄のきれいな海を破壊する国家犯罪に反対する人たちを抑え込むため、多額の税金を投入しているのです。容認できるものでありません。         
 これまでに何度も指摘しているように、普天間基地返還に代替え基地を作ってまで提供するいわれなどないのです。普天間は民有地を米軍が不法に占拠しているものです。国際条約に基づく無条件返還がスジです。

 

    


           


      
                           

ココちゃん、今日も頑張るワン😃       

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

                        
        

この欄はココちゃんの担当です

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