信用できない北陸電力

2024年1月6日  第912号

   発行人

大阪のうめ吉     


2024年   

1月6日 

第912号   
編集・ココちゃん

信用できない北陸電力の姿勢    

 能登半島地震で北陸電力が5日、石川県の志賀原発の2号機で外部電源を受けるために不可欠な変圧器から漏れた油の量について、当初発表した3500リットルを5倍超になる約1万9800リットルと訂正しました。油を回収する途中で量が多いことで、改めて調べたところ、漏洩箇所が当初の想定より多いことがわかったとしています。3500リットルと1万9800リットルでは見た目でもその違いがわかります。北陸電力のずさんな姿勢が明らかになった事案です。

 

 

 しかも、北陸電は「教育などを地道にやりたい。数字を発表する場合は、軽々に出してご心配をおかけすることがないよう対応したい」と陳謝しているのです。発表にたいする陳謝ですが、なんともおかしなことです。      
 「軽々に出して」としていますが、まさか、一従事者が発表したわけでもないでしょう。広報担当者なり、それ相当の立場にある人が発表しているはずです。これが、一従事者から広報に直接きて発表したなどとは考えられないことです。上層部を通ってきて発表しているはずです。その上で3500リットルと発表したはずです。            
 ここで考えられるのは、最初から過少に発表したのではないかということです。しかし、後でその5倍もあったなどということが発覚すれば、隠ぺいだと問題になると誰かが指摘    

    

  

して訂正という発表をやったのではないかということです。    
 いずれにしても、北陸電、しいては原発を運用する電力会社に共通する隠蔽体質といえるものです。          
 志賀原発は、東日本大震災以降稼働停止していますが、原発は停止していても危険性がなくなるわけではありません。それが原発の厄介なところです。そんな原発を運用する資格が北陸電力にあるのかということにもつながるものです。     
 今回、北陸電力であった事案はこれだけではありません。敷地内にある水槽で水位の変動がおきたことです。これについても北陸電力は後で訂正しているのです。さらに、原発の運転員が変圧器の保護装置の音を「爆発音」と誤解したことなどから政府が火災発生と発表しているのです。
 これでも北陸電力が釈明する事態になっていることです。これとておかしなことであり、疑問が湧いてくるものです。        
 海水を引き込んでいる水槽の水位が約3メートル上昇したことを明らかにしました。当初は「有意な水位の変動は確認できなかった」としていたが、情報共有が不十分だったとして訂正したのです。  
 水槽は、発電機などの冷却用の海水をためるものです。沖合の取水口から約500メートルの地下トンネルを通じて海水を引き込んでいます。この水位が3メートル上昇したのです。       
 北陸電力は「襲来した津波の高さに対応するものではない」としています。これも発電所関係者からの指摘でデータを確認し、発覚したものです。

        
  
 

    


           

         

ココちゃん、今日も頑張るワン       

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね 

                       
        

 

この欄はココちゃんの担当です

信用できない北陸電力」への1件のフィードバック

コメントを残す