失われた小さな命があった

2024年1月5日  第911号

   発行人

大阪のうめ吉     


2024年   

1月5日 

第911号   
編集・ココちゃん

 2日夕方、羽田空港で日航機と、海上保安庁の航空機が衝突炎上した事故、乗客乗員379人は全員脱出、一部の人のケガだけですみました。ですが、この陰で炎に消えて行った小さな命がありました。客席には乗せられず、貨物室となったふたりのねこちゃんです。ねこちゃんはその人にとってはかけがえのない家族です。「モノ」ではありません。「ひとりで逝かせてごめんね」悲痛な家族の叫びです。

 元フジテレビでフリーアナウンサーの笠井信輔さんが4日、インスタグラムを更新し、羽田空港での日航機と海上保安庁の航空機が衝突、炎上した事故を取り上げ、家族であるネコちゃんを失くした乗客が、自身のSNSに寄せたコメントを紹介したのです。   
 笠井さんは「羽田空港の航空機接触事故で海保機の5人の隊員の命が失われました。一方、旅客機はわずかな怪我人を出しただけで済みました」と事故の概要を紹介しました。その中で「私はTVを見ながら「旅客機は全焼だったが犠牲者がなくて、全員脱出できてよかった」と話します。すると、妻で元テレビ東京アナウンサー茅原ますみさんが「全焼だったの? ペットは大丈夫だったのかしら? 貨物室のペットは?」と問い掛けたのです。 
 この日航機に搭乗していた乗客から寄せられたコメントです。            
 「わたしは、あの旅客機に乗っていまし

  

た。あの事故で貨物室に乗っていた愛猫を失いました。あの炎の中で何度も叫びました。暗い貨物室で怖かったよね、苦しかったよね。ひとりで逝かせてごめんね」と。  
 「まだ実感が湧かず、涙が止まりません」と綴っています。              
 「ひとりで逝かせてごめんね」それはかけがえのない家族を亡くしたことへの悲痛な叫びです。燃え盛る炎の中に、逃げることもできずに消えていったのです。          
 日本社会には動物愛護法というものがあります。ですが、こうした動物は人とともに生活していないことに限るべきです。人とともに寝起きしているネコちゃんは家族そのものです。小さなチワワとかのワンちゃんも同じです。         
 こうした家族を「動物」として一括りにすること自体がおかしく、著しく矛盾しているのです。 航空機にネコちゃんを乗せるとなれば、アレルギーや動物嫌いの人にとっては迷惑です。ですが、別途にそのような席を最後尾に設ければよいこと。その席が余れば搭乗客で調整すればよいことで頭っからダメとする理由などないはずです。   
 現にエールフランス機ではネコちゃん、ワンちゃんを客室に乗せることができるのです。8キロまでという規定の大きさのケージにいれるなどの条件はありますが。     
 海外の旅客機でできて、日本の旅客機が出来ないはずがありません。今回のような、悲しいことにならないような対応を考えるべきです。同時にねこちゃんなどは家族を徹底すべきです。

        
  
 

    


           

                       
        

         
        ザウルスちゃん撮影       

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね 

この欄はココちゃんの担当です

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