日航機、海保機滑走路で衝突炎上

2024年1月4日  第910号

   発行人

大阪のうめ吉     


2024年   

1月4日

第910号   
編集・ココちゃん

日航機、海保機滑走路で衝突炎上    

 2日夕方、羽田空港のC滑走路上で、札幌(新千歳)発羽田行きの日本航空516便(エアバスA350)と、海上保安庁の航空機が衝突し炎上、海保機に乗っていた6人のうち機長以外の5人が死亡。日航機側は乗員・乗客379人全員が脱出しました。海保機が日航機着陸のC滑走路に誤侵入したことによるものです。

東京消防庁によると、516便の乗客367人、乗員12人は全員がシューターで脱出しましたが、14人がけがをしました。         
 国交省と海上保安庁は同省で記者会見を開き、事故の状況について説明しました。  
 日航516便がⅭ滑走路に南側から着陸をしようとした際、滑走路上に海保機があって衝突。その後、516便はC滑走路北側で停止し、炎上しました。        
 この事故で、消防車など100台以上が消火や救急作業にあたりました。日航機の火災は、事故発生から約8時間半後の3日午前2時15分ごろになってようやくの鎮火です。海保機は2日午後8時半ごろの鎮火です。   
 この事故で所管の警視庁は2日、業務上過失致死傷容疑を視野に捜査するとしました。当然のことです。        
 国交相が会見で述べています。日航機の着陸について「正常に着陸していた」としました。日航機の着陸に問題はなか

  

ったことです。海保機の機長脱出について「機体が爆発した。自分は脱出した。その他の乗員は不明と機長から通報があった」と述べました。       
 なんともおかしなことです。海保機側は機長だけが脱出しているのです。他の乗員は不明なのにそれで脱出していることです。ふつうに考えても、航空機に限らず、船舶などでも、長が最後、全員を確認してからの脱出です。  
 この段階で、海保機の機長は自分の命を真っ先に守ったことになります。しかも、これは不可抗力のものではなく、海保機が日航機着陸の滑走路に侵入したことです。それをやったのはほかならぬ海保機の機長自身です。その機長が真っ先に脱出するなど、長としての資格・資質に欠けていると断じざるをえません。   
 同じ状況下にありながらも、日航機側は搭乗客全員を脱出させてから乗員が脱出しているのです。この差は一体どこから出てきているのでしょうか。
 日航機の対応は当然のことです。海保機は、自分さえ助かればとの行動と断じられても当然です。この海保の機長は責任と言うこと、人の命を守るということをどんなふうに考えているのでしょう。いずれにしても、このような任務につく人ではないということに尽きるものです。        
 海保機は、大地震のあった能登へ物資を運ぶためでしたが、「一刻も早く物資を被災地に届けたい」そんな思いからだったとは考えにくいことです。業務上過失致死傷害容疑での捜査が待たれます。

                  

                       
        

         
3日、東大阪市でザウルスちゃん撮影       

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね                        
        

 

この欄はココちゃんの担当です

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