能登半島3市町壊滅的

2024年1月3日  第909号

   発行人

大阪のうめ吉     


2024年   

1月3日 

第909号   
編集・ココちゃん

能登半島3市町壊滅的

       

 
 1日、能登半島で震度7の大地震が発生しました。この地震で、石川県での死者が48人(午後3時半現在)。珠洲市内は壊滅状態。住宅全壊が1000棟に達する大被害が出ています。同県の馳浩知事は自衛隊に災害派遣を要請しましたが、震度7なら大被害が確実。地震発表があった時点で自衛隊が独自の判断で出動出来るよう制度化すべきです。倒壊した建物の下に閉じ込められた人の救出には1分1秒が命に関わります。停電、断水も長期化の様相です。     

  

    

 死者の内訳は珠洲市で20人、輪島市で19人、七尾 市5人、穴水町2人、羽咋市と志賀町で各1人です。  
 震源地の珠洲市、珠洲市市長は市内は壊滅状態。住宅全壊は1000棟ほどある」とし、「水、食料、ミルク、おむつ、女性用生理用品などあらゆるものが不足している」と惨状を明らかにしています。    
 穴水町町長も「町内は壊滅的被害で人命に関わる家屋倒壊は9軒」と。     
 「物資がいつ、どう言う形で届くのか情報がほしい」と強調しています。さらに「別所岳の200人ほどから救助要請あった」ともしています。しかし、現地にアクセスできない状況です。

  

 能登町町長も「壊滅的。一刻を争う状況で物資の供給をお願いしたい」と訴えています。          
 今回発生した震度7の大地震で、木原稔防衛相が2日、防衛省で記者会見「人命救助、生活支援などの活動にあたる陸海空自衛隊の指揮系統を一元化した「統合任務部隊(JTF)」の編成を同日午前に命令した」としました。              
 陸自中部方面総監が指揮統制を担い、既に現地で活動している約1000人を含む約1万人規模の部隊となります。             
 自衛隊は地震発生の1日から人命救助、生活支援などの活動を行っています。防衛相は道路の寸断など、陸路のアクセスが困難な被災地には「ヘリなどの空中機動力を用いるとともに、艦艇による海上アクセスで救命・救助、生活支援などの活動を行っていく」と述べています。        
 自衛隊が存在し、国家的組織の災害救助隊や所管とする災害省なるものが存在しない現状では自衛隊が救助、支援にあたるのは当然のことです。しかし、自衛隊員が二次災害に合わないよう、最大限の安全に対する配慮が必要です。      
 今回の大惨事は、海外でも逐一報道されています。こうしたこともあって、中華民国(台湾) 蔡英文総統からは支援の用意があることが伝えられています。 
 アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、隣国の韓国も支援を表明してくれています。ありがたいことです。     
 元旦早々に悪夢に晒された能登地方の人たちに政府は最大限尽力すべきです。

        
  
 

    


           

  
2日、生野区の弥栄神社       

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね  

この欄はココちゃんの担当です

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