
2023年12月31日 第906号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
12月31日
第906号
編集・ココちゃん
派閥5人衆全員聴取受ける
全員が自身の関与否定
会計責任者になすりつけ
逃れは絶対に許されぬ
自民党派閥の政治資金パーティー事件で、東京地検特捜部が、西村康稔前経済産業相を任意で聴取しました。安倍派の清和政策研究会所属の前経産相は21年10月~22年8月に派閥の事務を取り仕切る事務総長を務めていました。この聴取で、松野博一前官房長官、高木毅前党国対委員長、世耕弘成前党参院幹事長、萩生田光一前党政調会長と、「5人衆」とされる安倍派5幹部全員が聴取を受けたことになります。5人衆は全員が自身の関与を否定しています。これでは責任のすべてを会計責任者になすりつけることになります。逃れることなど絶対に許されることでありません。
所属議員99人還流受ける
上から、松野博一前官房長官、西村康稔前経産相、萩生田光一前党政調会長、高木毅前党国対委員長、世耕弘成前党参院幹事長=Wikipedia
派閥の事実上のトップ塩谷立元文科相=Wikipedia
安倍派の事実上の文部科学相トップになる塩谷立元文科相も既に聴取されており、元文科相を含め幹部6人全員が聴取を受けましたが、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑について、会計責任者との共謀を否定しています。
還流を受けながら、自身の政治団体の収支報告書に記載せず、裏金化していたとの疑いでも告発されている面々です。不記載の額は直近5年間で1000万円超~数十万円と幅がありますが、いずれも不記載
不記載者全員逮捕せよ
への関与を否定するなど、会計責任者にすべてをなすりつけるものであり悪質と言わざるを得ません。
政治資金規正法による不記載、虚偽記載は、会計責任者との共謀が認められれば議員本人も立件対象となります。しかし、「共謀」が成立するには、議員から積極的指示、会計責任者からの報告を具体的に了承していたかを立証する必要があります。
地検特捜部は派閥幹部の立件の可否について検討しているようですが、この問題で立証出来ないことで逮捕を免れることこそ問題です。この場合、状況証拠で十分ではないのか。多くの国民は、彼らが会計責任者になんの働きかけもしていないなどとは思っていません。そもそも、会計責任者が自分の徳にもならないことを独断でやるかということなのです。
これでは、殺人者が何の証拠も残さず、目撃者もいないことで逮捕もできないようなことと何らかわりません。相手が国会議員であるだけに、逃れることはより悪質と言わざるを得ません。
「5人衆」と安倍派の事実上トップの塩谷立元文科相、さらに還流を受けた90人余全員を逮捕しないようでは、多くの国民が検察に失望するだけです。
還流を受けた全員が不記載なのですから、全員を逮捕すべきです。全員を逮捕しても国会を開くうえで何の問題もありません。
国会の定足数は衆・参院ともに3分の1です。衆院は定数465人で自民は261人。参院は定数245人で自民111人。不記載者全員逮捕でも問題なく国会は開けます。それでも悪法成立を阻止出来ないほどの議席を自民がもっているのです。
道しるべ 90人くらいがいなくなったら大変ですから――これは元時事通信の記者で政治評論家の田崎史郎さんの言葉です。政治資金パーティー事件で摘発の話で出てきたものです★違法なことで摘発されてどうして困るのか。田崎さんの真意は何なんでしようか★90人が逮捕されてもなんら困ることなどありません。衆議院・参議院の定足数は3分の1。90人逮捕でも国会運営に支障がありません。支障があるのは自民党でしよう★政党交付金でやりくりの話でも田崎さんは「なかなか、そこまでは行かない気がします」と田崎さん。自民党を完全擁護の姿勢です。
ココちゃんで~す
わ~い いちごパフェだワン 😃
ココちゃん、きょうも頑張るワン😋
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です