
2023年12月27日 第902号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
12月27日
第902号
編集・ココちゃん
パー券収入9480万円で購入3200人
1枚2万円なのにどうして
複数枚購入と言い訳するか
毎回同じ比率の購入者数でも
自民党の派閥による政治資金パーティー収入事件が大問題になっています。さらに今度は最大派閥の安倍派・清和政策研究会と、二階俊博元幹事長率いる志帥会、政治資金収支報告書の不記載にとどまらず、パーティー券の購入者数捏造が明らかになりました。購入者数が毎回同じ比率なのです。同一人が複数枚購入と言い訳をするかもしれませんが、毎回同じ比率での購入者数など偶然でもあり得ないことです。
偶然などあり得ない
購入者のねつ造疑惑を報じるしんぶん赤旗日曜版12月24日付
この捏造問題は、24日付しんぶん赤旗日曜版が報じたものです。
同紙報道によると、安倍派のパーティー券購入者数は、22年まで6年間で、パーティー収入を2万円(1枚)で割った数字に「0・675」をかけた数字と一致するのです。その例をあげると、22年5月、都内にある東京プリンスホテル「鳳凰の間」で開催したパーティー。安倍派は、22年分の政治資金収支報告書に収入9480万円、パーティー券購入者数3200人と記載しています。
ですが、単純計算で1枚2万円のパーティー券販売数は4740枚となります。ところが収支報告書に記載されているのは3200人です。このカラクリは4740に「0・675」をかけた数字にあります。それが3200人という人数になるわけです。
この1年だけなら偶然ともとれますがなんと、21年も収入1億2万円、販売枚数5001枚で、5001に「0・67
より悪質になっている
5」をかけた3376を購入者数として収支報告書に記載しています。
6年間も連続して、毎回の購入者数が、パーティー券販売枚数に0・675をかけた数字になることなど絶対にありえないことです。
同紙はさらに、二階派も同じで、パーティー収入を2万円(1枚)で割った数字に「0・8」をかけた数字を、22年までの4年間、毎回の購入者数として収支報告書に記載していたことを報じています。
このしんぶん赤旗日曜版の報道は、26日に放送された、テレビ朝日系「モーニングショー」で話題になりました。
かつては時事通信の記者であり、政治評論家の田崎史郎さんが出演しています。
安倍派清和政策研究会の裏金キックバック問題の発端となった自民党5派閥のパーティー券収入不記載問題をスクープした「しんぶん赤旗」に、またも出し抜かれたことです。田崎さんは「我々でも計算しなければいけなかったことを、また赤旗に抜かれてしまった…」とボヤキ気味に語っています。
元大阪地検検事で弁護士の亀井正貴さんが「虚偽記載や不記載が問題になっているけど、さらに虚偽記載部分が増えたということですね。より悪質になっている」とコメントしています。さらに「管理していなかったということだから、政治資金規正法による収支報告書の記載を守ろうという意識がないんじゃないかなと思いますよね。おそらく検挙されることはないだろう、逮捕されることはないだろうという甘い考えが前提にあるんだと思います」と語っています。当然ながら、捜査についている特捜も注目しているはずです。
道しるべ 自民党を揺るがしている政治資金パーティー事件。その発端となったのはしんぶん赤旗日曜版の報道です★そのしんぶん赤旗日曜版がまたも大問題を報道。毎回の購入者数が捏造されているというものです。時事通信の政治部記者だった田崎史郎さんがボヤクのもわかるというものです★このところ、メディアに頻繁に「しんぶん赤旗」が登場しています。強烈な破壊力の赤旗砲です。注目は当然のこと。ですが、このようなことは一般のメデイァこそやるべきなのです。取材規模が格段に違うメディアがなぜできないのか。やる気のなさなのでしょう。
ココちゃんで~す
うわ~い ブドウとソフトだワン 😃
ココちゃん、今日も頑張るワン😃
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です