松野官房長官に裏金1000万円超え

2023年12月8日  第883号

   発行人

大阪のうめ吉     

2023年   

12月8日   

第883号    
編集・ココちゃん

官房長官に裏金1000万円超え

          

 松野博一官房長官が、直近の5年間で、所属する自民党安倍派で最大派閥の清和政策研究会から1千万円を超える裏金のキックバックを受けており、政治資金収支報告書に記載していない疑いが報道されました。東京地検特捜部も把握しているようです。内閣記者会に所属する報道各社が昨日の午後5時を期限とした要望は、これまでの返答を繰り返すだけのゼロ回答でした。自身が裏金を受けているようではまともに応えられるはずがありません。   

  

 政治資金パーティー収入問題は遂に岸田政権の中枢に波及です。政権の女房役の松野官房長官が1000万円を超えるキックバックを受けていたことが発覚したことは岸田政権が崩壊することを意味するものです。    
 不記載・虚偽記載として政治資金規正法違反になるだけではありません。こうしたキックバックされた金をそのまま懐に入れていたとなれば、当然ながら脱税の問題にもなります。国税局の捜査対象にもなりうる事案です。   
 今の臨時国会は13日まで、あと5日間しかありません。閉会後本格的な捜査になるでしょう。東京地検特捜部にとっては、久々の一大事案です。すでに問題はかつてのリクルート事件の様相を見せているのです。    
 リクルート事件は、1988年に発覚した一大汚職事件です。藤波孝生元官房長官が逮捕起訴され、有罪が確定しました。

 今回、特捜部は全国から応援を動員しています。相当の力の入れようです。臨時国会閉会後捜査を本格化させ、年末年始にかけてが山場になりそうです。           
 松野官房長官は自民党安倍派がパーティー券の収入の一部を議員側にキックバックした問題で、首相官邸記者クラブである内閣記者会加盟の報道各社が記者会見で説明を求めた要望書に対して、これまでの返答の域を出ない事実上のゼロ回答でした。   
 官房長官自身が1000万円を超えるキックバックを受けていたのではまともにこたえられるはずがありません。矛盾していても逃げ続けることしかできない状況になっていたのです。             
 官房長官は書面で回答しました。しかし、その書面は「政治団体の責任において、必要な対応がなされるものと考えており、それを受けて、必要に応じ、適切に対応していきたい」としたものです。要望を完全に拒否したものです。                  
 報道各社は、官房長官がキックバックを受けていたかや、官房長官が務めた歴代の清和政策研究会事務総長が派閥の会計に関わっていたかなどについて回答を求めたものでした。同時に、政府の立場で行う官房長官会見で回答するのが難しい場合、別途、会見を開くことを要望していました。  
 回答は「定例の官房長官記者会見の場は政府の立場としてお答えしているものと認識しており、政治団体や政治活動に関するお尋ねは政府の立場としてお答えは差し控える」としています。明らかに自身が真黒だったからにほかならないものです。単なる時間稼ぎでした。 

               
           

 

 

ココちゃん、今日も頑張るワン 😊      

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