
2023年11月15日 第860号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
11月15日
第860号
編集・ココちゃん
どこが適材適所か
改造2カ月で不祥事辞任3人
政務三役辞任に追い込まれ
買春、公選法違反、税金滞納
200万円の税金滞納、差し押さえ問題を国会で追及されていた神田憲次財務副大臣が辞任です。岸田文雄首相が内閣改造を行って2カ月。改造後、山田太郎文部科学政務官が買春疑惑で、柿沢未途法務副大臣が公職選挙法違反疑惑で辞任しています。わずか2カ月に3人の政務三役が不祥事で辞職したのです。岸田首相が「適材適所」とした人事がこのありさまです。適材どころか、ゴミ箱に入れるようなゴミを配置していたのです。目に余る岸田政権の異常ぶりです。
適材どころかゴミ
上から神田憲次、山田太郎、柿沢未途氏=Wikipedia
岸田政権においては、昨年の臨時国会で閣僚辞任が相次ぎました。「辞任ドミノ」を想わせるものでした。岸田首相が人事のたびに口にする「適材適所」ですが、「適材適所」なる人事は完全に崩れており、異常そのものです。
今回辞任に追い込まれた神田憲次財務副大臣の件は、9日に発売された「週刊文春」が税金滞納・差し押さえとして報じたものです。
代表取締役を務める会社の土地・建物を、13~22年に4回にわたって固定資産税を滞納し、差し押さえられていたものです。
税金滞納については督促状送付などさまざまな手続きがあります。にもかかわらず差押えを受けたということは、督促を何度も無視し続けたということです。税金滞納の常習者とするのが妥当です。
最不適材は岸田首相だ
このような悪質な税金滞納だけでなく、神田財務副大臣は国会の答弁で「議員の仕事が忙しかった」などと見え透いた釈明をしています。しかもその詳細を聞かれると「精査中」などとして逃げていたのです。
事は財務副大臣であり、財務の先頭に立つ者がこんなことでは、多くの国民が怒るのは当然です。
神田副大臣は税理士でもあり、税務行政、国の予算編成を職務とする財務副大臣として資質がなかったことです。
もはや逃げ切ることが出来なくなるまで擁護し続けた岸田政権の姿勢はさらに重大です。
辞任をもってこの問題に幕を引くわけにはいきません。当人は全ての経過を明らかにすべきであり、首相は、副大臣に任命した責任を明確にする必要があります。
知人であり、税理士の男性が確認したところによれば、神田財務副大臣は、自動車税、自宅の固定資産税、住民税、個人事業税、消費税に未払いがあると告げられとしています。
まさに税金滞納の常習犯です。このような税金滞納の常習犯を、「適材適所」で財務副大臣に起用したのですから、問題は重大です。税金をことごとく滞納する人間が税務副大臣に適材ということになります。
岸田首相は人事の際常套句として「適材適所」を言い張っているだけです。岸田首相こそ日本のトップリーダー、首相として適材ではありません。
道しるべ 神田憲次財務副大臣は、税金滞納で、知人の税理士に立て替え払いをしてもらっています。ところが、今度はそれを返済していないのです★収めるべき税金を収めない、借りたものを返さない。まともな人間ではありません。副大臣は、知人に立て替えてもらった事実を認め、返済については「先方と今後の対応を話し合っている」と。借りたものを返さないでどう対応を話し合うというのでしようか★悪質の度を越えています。岸田首相の任命責任が厳しく問われる事案です。「責任を感じている」だけで済ますわけにいかない重大な問題です。
ココちゃんで~す
うわ~ すっごく大きな楠の木だワン 😃
門真市の神社ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です