消費税減税引っ込めた立憲

2023年11月13日 第858号

   発行人

大阪のうめ吉     

2023年   

11月13日   

第858号    
編集・ココちゃん

消費税減税引っ込めた立憲

  

 立憲民主党泉健太代表が、次期衆院選での政権公約の柱に位置付けた中長期的経済政策で消費税減税を引っ込めています。直近の国政選挙で掲げた消費税減税をやめたのです。これでは、敵に塩を送る行為にしかならず、共闘潰しです。政権を取るどころか、ますます有権者・国民に見放されるだけにしかなりません。

   

 

 泉代表の背後にあるのは支援組織の女帝、強烈に共産党に敵意をもつ連合の芳野友子会長。
 10月下旬、志位和夫日本共産党委員長が泉代表と国会内で面会後、「立憲と次期衆院選での連携で合意した」と発表したことに反発しています。        
 芳野会長は、泉代表と会談し、連合の次期衆院選の基本方針に「議会制民主主義や資本主義とは異なる社会の実現を掲げる政党から支援を受ける候補者は推薦できない」と明記すると伝えています。 
 立憲が共産に接近することに改めてクギを刺したものです。このようなことは、今回に限らず「毎度おなじみ」の横ヤリです。               
 芳野会長は、傘下の組合員から不安の声が寄せられているとしていますが、芳野会長そのものの共産への敵意でしかないことが明らかです。             
 だいたい、芳野会長が、共産党との共闘なしで選挙に勝てると考えているのがそもそもの間違いです。立憲は、これまでに機会あるごとに指摘してきたように、国民・有権者を裏切って見棄てられた民主党議員を寄せ集めた集団にすぎないものです。共産との共闘がなければ消滅の

   

  

道を辿るだけにしかなりません。        
 連合の芳野体制が発足したのは21年10月。これ以降において、主要な選挙での立憲は負け越し続きです。   
 そればかりか、芳野会長が立憲との関係改善を求めている国民民主党はどうかと言えば、一段と自民党に近づき、補完勢力としての度合を増すばかりです。当然ながら勢力も伸びていません。            
 このような連合に今もなお揺さぶられ続けている泉代表ですが、「次の次」の総選挙で政権交代を目指すと言っているのです。こんなことでは話になりません。寝ぼけているのか、まともに現状を考えることが出来ないようです。                
 岸田政権の支持率は下落を辿り続け、直近のどの世論調査をみても、危険水域に達しています。このようなことは、国民、有権者の多くが岸田政権に反発していることを示しています。   
 ですが、これで今総選挙をやっても立憲が大幅に議席を増やし、政権交代ということにはなりません。岸田政権が危険水域の支持にあっても、今総選挙をやれば立憲の完敗です。勝利には決してならないことです。       
 これは有権者の、立憲に対する不信感、絶対に政権を取らせないとする強い思いから来ているものです。裏切り者集団への警戒感です。自民が危機に陥れば、陥るほど、有権者の貴重な一票は自民に流れることです。           
 自民はイヤ、支持したくなくても、立憲には政権を取らせたくないからです。連合の女帝は、こうした有権者の心理を全く汲み取っていないことです。


               
           

             

堺市でザウルスちゃん撮影         

        

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね             

この欄はココちゃんの担当です

コメントを残す