議員資質に欠けた杉田議員

   発行人

大阪のうめ吉     

2023年   

11月8日   

第853号    
編集・ココちゃん

議員資質に欠けた杉田議員

    

  

簡単逆差別、エセ、伴う利権、差別を利用し日本を貶(おとし)める人たちがいる。差別がなくなっては困る人たちとたたかってきた。過去の発言を取り上げ、差別主義者だと言われ、それに耐えられなくなって辞職する人がいたら、大変なことだと思う。言論弾圧は許してはいけない――杉田水脈衆院議員の言葉です。9月に札幌、10月に大阪法務局が杉田議員の「人権侵犯」が認定されたばかりなのに、その後に発言している言葉です。しかも批判されることを言論弾圧とするなど悪質極まりないものです。


杉田議員は、16年2月に国連女性差別撤廃委員会の会議に出席した際、自身のブログに「チマ・チョゴリやア杉田議員は、16年2月に国連女性差別撤廃委員会の会議に出席した際、自身のブログに「チマ・チョゴリやアイヌ民族のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります」と投稿しています。これに、会議に参加したアイヌ民族、在日コリアン女性が人権救済を申し立てました。これを「人権侵犯」と認定したのが札幌法務局です。これに対し、記者団から質問にされ「すでに削除して謝罪している」と答えました。ところが記事冒頭での記述のような発言をしているのです。削除して謝罪したとしていますが、なんら謝罪に相応しい姿勢になっていません。  
 チマ・チョゴリやアイヌ民族の衣裳は、伝統的な民族衣装なのです。これに対し、杉田議員は「コスプレおばさん」だの「完全に品格に問題があります」などと言ったのです。
 杉田議員が出席したのは16年におこなわれた女性差別撤

        
 廃委員会の会議です。同会議は、当時の安倍政権日本政府代表として出席した杉山晋輔外務審議官が、委員会の対日審査で「慰安婦問題に関する調査を行ったが、『強制連行』を確認できるものはなかった」と述べた場でもあるのです。          
 杉山審議官の発言したことが、その後の日本政府の政府見解となっているのです。杉田議員の度重なる差別発言は、こうした政府の姿勢に後押しされているとも言えるものです。           
 自民党の茂木敏充幹事長は記者会見の場で「投稿は残念だ。差別は決してあってはならない」とし、次期衆院選での公認については「資質などを踏まえて判断したい」と述べています。もし、杉田議員が公認候補となれば、幹事長の記者会見で述べたことはその場しのぎの口から出まかせということになります。          
 札幌法務局も、「人権侵犯」と認定しただけでなく、「アイヌ文化を学び、発言に注意すること」と口頭で伝えています。人権尊重を働きかける「啓発」もおこなっているのです。           
 杉田議員のその後の発言は、こうした札幌法務局の対応に真向から挑戦するものでしかありません。           
 杉田議員の問題発言はこうしたことだけではありません。                
 シングルマザーについて、配偶者による暴力が離婚の原因であっても「そんな男性を選んだのはあなた」     

「生産性がない者は行政の支援に値しない」        
「女性はいくらでもうそをつけますから」などなど、暴言や問題発言が連発されています。明らかに議員としての資質にかけています。 

 

           

             

長居植物園でザウルスちゃん撮影         

        

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね             

この欄はココちゃんの担当です

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