
2023年10月31日 第845号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
10月31日
第845号
編集・ココちゃん
大阪万博は血税の無駄遣い
税金は打ち出の小槌ではない
関心ない国民65%
それでも開催するのか
大阪・関西万博まであと531日、そんなデジタル表示の買うとダウンが示される中、大阪市内ではカジノも万博もいらないとする行動がおこなわれていました。万博は多額の血税を投入しておこなわれます。しかし、国民の関心はほとんどありません。それでも進めるのは背景にカジノがあるからです。
進まぬ建設なのに
進むカウントダウン
大阪・関西万博まであと531日のカウントダウン=30日、大阪市内御堂筋MUICKANSAIビル・ザウルスちゃん撮影
万博の会場建設費は、メイン会場や大催事場など、協会が発注する工事の費用です。協会は20日、資材高などの影響で最大2350億円と、これまでの計画から500億円増えるとする試算結果を公表しました。
こうした建設費は国と府・市、経済界が3分の1ずつを均等に負担する仕組みです。この増額によって、3者の負担額はそれぞれ計約780億円で、167億円も膨らむことです。
こうした負担、府・市、国ともに血税です。しかも、その万博がカジノのための開催とあっては、とんでもないことです。
世論調査では国民の多くが関心を示していないことが明らかになっています。直近の調査
万博は昭和の産物だ
を見ると、7月21~23日調査の読売新聞「関心がある」は35%にとどまっています。「関心がない」は65%です。
8月26、27日の毎日新聞調査では、「関心がある」が22%、「関心はない」は63%、「どちらとも言えない」は15%です。しかも、 「関心がある」としたのは、地元近畿でも4割です。東京、九州に至っては2割弱、東海では1割強と、関心の薄さが目立っています。
万博のような一大イベントはもはや昭和の産物であり、国民の関心事でないことが明確に証明されています。
そこにもってきて、入場料金が大人7500円、子供1800円です。小学生の子どもと家族連れで出かけると入場料だけで16800円にもなります。
これだけのお金を出して行くだけの価値があるかということです。多くの国民の考えは否なのです。
これでは、入場料収入もままなりません。大阪府・市は今回の万博の経済効果を2兆円と見込み、2800万人の入場を見込んでいます。
この数字は、70年開催の万博の約半分ですが、この数字でも達成が怪しいものです。今回の会場は、ゴミで埋め立てられた人工島です。魅力もありまん。
参加表明国の建設も進んでいません。パビリオンをどうするかさえ決まっていないのです。独自のパビリオンとしている60カ国のうち、39カ国が事業者未定です。事業者が決まっても、市に建設申請が出されていません。
道しるべ 大阪・関西万博のパビリオンは、半年間のイベントであることから、建造物建設に当たっては基礎の杭も打たないものです。極端に言えば仮設建造物です★もし、会期中に大地震が起きたらとんでもないことになります。会場に通じる咲州と夢洲を結ぶトンネルは台風でさえ冠水し通行できなくなったこともあります。災害には対処できていないのです★それでも、カジノという狙いがあることから開催を押し進めるのです。これまでの試算された費用はあくまでも建設のためのもの。閉会後、今度は撤去にともなう費用がかかるのです。
ココちゃんで~す
神社に茶トラのねこちゃんがいたワン 😃
大阪市西淀川区の神社境内でザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
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