農業拡大は安全保障の要

2023年10月9日  第823号

大阪のうめ吉     

2023年   

10月9日   

第823号     
編集・ココちゃん

    

 国を守るのは軍拡ではなく、国民の命を守る農業を第一に基盤を拡充していくことこそが最大の安全保障です。軍拡では決して国も国民も守れません。軍拡を続け、ひとたび戦争になれば、輸入に頼っている我が国はたちどころに食糧難に陥ります。戦争の相手国が、輸入する船舶の航路を遮断することは当然ながらに起きるからです。このような輸入頼りをやめ、国産に切り替えるべきです。それによって、安心・安全な食料を食べられるというものです。

 

 国産の農産物は輸入品より品質も上にあります。こうしたことは、パンなど、輸入小麦ではなく、国産、それも北海道産の人気が高いのもそれを証明しています。
 我が国の食料自給率は38%とされていますが、これはあくまで食料そのものです。種や肥料の自給率が低く、こうしたことからすると、食料自給率は10%そこそこにまで落ちてしまうほどの低さです。                       

 日本は、岸田政権が一大軍拡に突っ走っています。米軍のための軍拡です。ひとたび戦争になれば、自衛隊は完全に米軍に融合した行動になります。自衛隊は国を守るのではなく、米軍を守るためなのです。自衛隊が国を守るなどはあくまでも平時でのことです。            
 このような、米軍のための自衛隊の行動により、輸入に

     

        

頼っている食料の輸入が絶たれることになります。その時になって食料がと気づいたのでは後の祭りです。          
 その時になって「食料を」としても、畑は放置されて荒れ果てています。すぐ畑に復活させるということにはなりません。荒れた土地を元に戻すにはそれ相当の時間がかかります。        
 畑は土です。土は容易なことに耕作に適した土にはなりません。作付けはできても、まともな作物ができないのです。                          
 ところが、我が国は軍拡一点張りです。国内生産を増強しなければならないのに、そうはなっていないことです。国内の農業は、生産コストが上がっても、農産物の価格が上がらない現状です。これでは、農業の廃業を誘発することにしかなりません。                        
 国と命を守るのが食であり、命を奪うのが戦争なのです。自民党政権は、不測の事態に国を守るのが国防と主張していますが、それ以前に、国内の農業を守ること、拡充させることこそが安全保障の要なのです。                     
 岸田政権は22年末に「国家安全保障戦略」「国家防略」「防衛力整備計画」という新たな安保3文書を閣議決定しました。これによって5年間の軍事費を現在の1・6倍にあたる43兆円程度としました。さらに27年度には対GDP比2%の約11兆円と2倍化する際限ない大軍拡を決めています。                     
 米国から他国を攻撃するトマホークを爆買いするよりも、数兆円規模の予算で食料自給のための国内農業を大事にすることが何よりも大事なことなのです。       
 

                 

                

             

涼しくなったけど、いつ食べても最高だワン😊 😊       

        

                  
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね              

この欄はココちゃんの担当です

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