イージス搭載艦3950億円

2023年10月4日  第818号

大阪のうめ吉     

2023年    

10月4日   

第818号     
編集・ココちゃん

イージス搭載艦3950億円

    

 岸田政権が押し進める一大軍拡で、1隻3950億円にもなるイージス搭載艦が24年度の概算要求に組み込まれています。従来のイージス艦と大きく異なり、敵基地攻撃と迎撃能力を兼ね備えたもので、戦火を呼び込む危険が増大するものです。


 この莫大な血税を投じるイージス搭載艦は、地元住民の反対などで配備計画が破綻した陸上イージス・アショアの代替えとしてのものです。     
 しかし、陸上イージス・アショアとは異なり、投入する血税が3倍を超えるものになっているのです。               
 当初、陸上イージスは、秋田、山口両県に配置するものでした。この時、イージス艦の増勢より費用対効果が優れているとしていました。    
 にもかかわらず、その陸上イージスが破綻すると、今度はイージスシステム搭載艦の方向に傾いたのです。このため、陸上イージスよりもはるかに高額な血税を投入することになります。しかも、経過とともに、予算が膨れ上がっています。        
 20年11月、イージス艦で2400億円から2500億円だったものが、今3950億円にも膨れ上がっているのです。    
 イージス計画は、秋田、山口県の陸上イージス・アショアがとん挫、破綻した時点で白紙撤回すべきものでした。ですが、国・防衛省はそれをせず、陸上イージス・アショアを

        

艦艇に搭載するというとんでもない発想になり、実際に搭載されるのがこのイージス搭載艦です。       
 これは、当時の安倍政権が対米関係に固執していたことから出てきたものです。       
 陸上イージスのSPY7のレーダーの延命でした。このレーダーは、米軍需企業最大手であるロッキードマーチン社のものです。 
 つまり、地上用の大型レーダーであるSPY7を艦艇に搭載することでした。このとんでもない発想が費用を膨らませる要因となったのです。    
 さらに、各種試験準備、テストサイトなどの運用支援設備、システム技術者教育などの関連費用1100億円も別途概算要求に計上されているのです。        
 通常こうした費用は、米国の武器輸出制度(有償軍事援助)により、日本側の負担はありません。ところが、SPY7は商社を通じた輸入です。このため、全ての費用が日本側の負担になるのです。米軍需産業を儲けさせ、さらに国内の商社に儲けさせるという構図になっていることです。いうまでもなく、これによって、政権党である自民党に商社から政治献金という甘い汁が入るのです。    
 さらにおかしなことがあります。SPY7は日本だけでなく、スペインやカナダにも輸出されます。ところが、そのSPY7の開発費用の全てを日本側が負担することです。      
 イージス搭載艦には、米製の巡航ミサイル・トマホークや射程1000キロを超す12式地対艦誘導弾能力向上型、迎撃ミサイルSM3ブロック2Aなどを搭載です。

                 

                

             

ひとつ余分にあるからザウちゃんとワケワケだって 😃 😃        

        

                  
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね            

             

           

この欄はココちゃんの担当です

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