維新、公設秘書と市議兼務

2023年9月21日  第805号

大阪のうめ吉     

2023年    

9月21日   

第805号     
編集・ココちゃん

維新、公設秘書と市議兼職  

   

   

          

 「身を切る改革」などと、いかにも税金の無駄遣いをなくすかのように国民を欺き、勢力を伸ばしてきた日本維新の会の池下卓衆院議員が大阪府高槻市議の男性2人を任期中に公設秘書として兼職させていたことが発覚しました。にもかかわらず、維新は、自民党の世耕弘成議員に指摘されたことに「自民党にもいるのでは」と開き直りそのものの姿勢でしかありません。税金の二重取りであり、国民感情から大きく乖離したものです。

 

 これはもう、維新の素顔そのものと言えるものです。       
 池下議員は一昨年の衆院選で初当選後、当時、地元大阪府高槻市議だった2人を公設秘書に採用しました。
 公設第1秘書は今年4月に市議の任期が満了するまで約1年半、公設第2秘書は別の秘書が決まるまでの約4か月間に渡って、市議と秘書を兼務し、この間、議員報酬と秘書給与の両方が支払われていました。    
 国会議員の公設秘書の兼職は2004年の法改正によって原則禁止となりました。ですが、届け出ることで例外的に認められています。池下議員は届け出ておらず、「事務的ミスで申し訳ない」と話しています。       
 日本維新の会は「兼職は個別に判断されるべきもので否定されるものではない」としていますが、とんでもありません。維新は「身を切る改革」を掲げていながら、裏では身を切るどころか身を肥や

   

        

                           

すことをやっているのです。             
 維新の藤田文武幹事長はこの問題が発覚した直後に、池下議員に口頭で注意していますが、口頭注意で済ますようなことではないはずです。
 藤田幹事長は「公設秘書という職務は、それぞれの仕事やパフォーマンスの実態で判断されるべきものであって、公設秘書が兼職するということについては、私は否定されるものではないと思います」と、問題であるにもかかわらず肯定するようなことを言っているのです。                      
 これはもう、いかに維新が国民・有権者を欺いているかという点において明確に示されています。              

 ですが維新は「今回の件は法的には届け出を出していないことには瑕疵(かし)がある。けれど兼職の実態があったことには、法的には問題がないところなんです。ただし中央議員と公設秘書というのは、両方とも原資が税金。これを預かって職務に就くということを2つの先からいただいて仕事をするのがいいのか悪いのか。ご批判があるし、違和感があるのは真摯に受け止めたい思います」と白々しく述べています。      
 当然のことですが、この問題をめぐっては与野党から批判の声が上がっています。     
 自民党の世耕弘成参院幹事長は「道義的にまずあり得ない。国家公務員と地方公務員の兼職

                

             

ココちゃん、今日も頑張っちゃうワン 😄 😄      

                  

            

この欄はココちゃんの担当です

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