文化庁長官統一協会と関わり

2023年9月7日  第791号

大阪のうめ吉     

2023年    

9月7日   

第791号     
編集・ココちゃん

文化庁長官統一教会と関わ

    

 社会問題化している統一協会など、宗教法人を所管する文化庁、その文化庁の都倉俊一長官が過去に統一教会と関りを持っていたことが明らかになりました。統一協会の政治組織・国際勝共連合の集会に参加、機関紙「思想新聞」で連載コラムを執筆するなどしていました。日本共産党の宮本岳志衆院議員の調査で判明したもので、6日のしんぶん赤旗が報じました。過去のことですが、都倉長官は長官に就任してからも関りを隠し、公表していませんでした。     

 都倉長官は作曲家でもあり、中山千夏「あなたの心に」山口百恵「青い果実」ピンクレディー「ペッパー警部」などを手がけています。                             
 文化庁長官に就任したのは菅義偉政権の2021年4月です。就任どきも、その後も統一協会との関係は明らかにしていません。                
 仮に都倉氏が統一協会の反社会的実態を認識していなかった場合でも、その責任が逃れられるものでありません。都倉氏は超名の知れた作曲家であり、絶大な「広告塔」になるものです。もっとも、都倉氏が統一協会の素性を知らなかったなどあり得ないことです。
 しんぶん赤旗は、報道という性質上、期限を切って文化庁、都倉長官に質問状を送っていますが、期限までに回答しませんでした。こうしたことからしても、都倉長官は勝共連合と同様の考えとみられ、さらに、「たかが赤旗」と高を括っている感があります。                        
 都倉長官が参加した集会は1984年、東京都千代田区の日本武道館でのもの。この年に勝共連合の機関紙「思想新

聞」で連載コラムを13回に渡って執筆。「都倉俊一の世相寸評」のタイトルです。            
 コラムで都倉氏は、戦前戦中、天皇制のもとで「忠君愛国」の精神を子どもたちに植えつけた「教育勅語」について、守るべき徳目を列挙、これを「永久に変わらない道徳である」と肯定する持論を掲げています。               
 スパイ防止として統一協会が押し進めていた国家機密法について「あるのは当たり前」とも述べています。        
  文化庁には宗教法人の認可などの実務を担う宗務課があります。直接的に宗務行政を統括する立場。現在、統一協会の解散命令請求を判断するための調査をおこなっています。 
 これに先立ち、文科省は宗教法人審議会を開き、7回の質問権の行使に対し協会側が100項目以上で回答していないことから、違反の程度は軽微ではないとして、行政罰の「過料」を科すよう、7日に東京地方裁判所に求めることを決めました。
 ですが、質問権行使に対し、虚偽の内容を記載したりした場合などは、10万円以下の過料です。過料を課されたというだけで、統一協会にとっては最高でもたかが10万円、痛くも痒くもありません。甘すぎます。物証などは当初から十分に揃っているのですから、一気に解散請求に踏み切るべきです。  
 そうなっていないのも、対応する文化庁長官が統一協会に汚染された都倉長官であることが影響していることに疑問の余地などはありません。文化庁まかせにせず、文科省主導で早急に決着をつけるべきです。

    
        

                

          
ココちゃん、今日も頑張るワン 😃 😃        
           

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

            

この欄はココちゃんの担当です

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