ストーリー通りの判決、県敗訴

2023年9月5日  第789号

大阪のうめ吉     

2023年    

9月5日   

第789号     
編集・ココちゃん

ストーリー通りの判決、県敗訴

 辺野古移設で、最高裁が上告棄却の判決を下しました。これにより、県の敗訴が確定しました。しかし、こうした判決は法治国にはあるまじき裏ルールのストーリーに沿ったものです。無法国家の姿勢がより鮮明になったものであり、地方自治権、民意を完全に踏みにじった不当極まりない判決です。     

 この訴訟は、沖縄県が宜野湾市にある米軍普天間飛行場(普天間基地)の名護市辺野古新基地への移設を巡り、辺野古沖の地盤改良工事の設計変更を承認するよう是正指示を出したのは違法な国の関与に当たるとして国に是正指示の取り消しを求めたものです。   
 こうした訴訟で、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は4日、弁論も開かないままに県側の上告を棄却しました。これによって、福岡高裁那覇支部の判決が確定したのです。まさに「出来レース」そのものです。こんなことが法治国家に許されていいはずがありません。                    
 県の、辺野古新基地に関わる訴訟で県の敗訴が確定したのは6件目になります。最高裁はことごとく国側に沿った判決を下してきたのです。            
 これまで、訴訟に至った経緯をみれば、正当性が県側にあるのが確かです。国は、沖縄県民が知事選や県民投票などで新基地建設の民意を明確に示してきました。こうした民意を乱暴に踏みにじってきたのです。
 民意の踏みにじりだけではありません。県の条例を踏みにじる地方自治権をも踏みにじっているのです。このような国に正当性などあるはずがありません。

 防衛省は20年に辺野古沖の埋め立て海域の軟弱地盤の改良工事について、県に設計変更を申請しました。県は不承認とする処分を下しましたが、公有水面埋立法を所管する公明党所属の国交相が不承認処分の取り消し裁決をし、承認するよう是正指示を出したものです。      
 こうしたことに県は、裁決や是正指示を不服として国地方係争処理委員会に審査を申し出ましたが退けられ、福岡高裁那覇支部に提訴しました。国交相は埋め立てを推進する閣議決定をした内閣の一員で「裁決や是正指示は権限乱用で違法・無効だ」としていました。              
 ところが、高裁支部の判決は「内閣や首相による具体的な指示があったという証拠が見当たらない」とし、取り消し処分は知事の裁量権の範囲を逸脱しているとし、県の訴えを退けました。         
 とんでもない理由づけです。「内閣や首相による具体的な指示があった証拠が見当たらない」としたことです。このようなことは状況から見て断じることができるものです。司法が国のやっていることを正当化するために都合よくつけた理由にすぎないものです。        
 国だけでなく、司法の側もまた、国の方針に沿った判決を出すためにはなんでもアリの姿勢。まさに国と一体の体質になっていることです。県の敗訴が確定したことで玉城知事は、国の指示に従い工事を承認する義務が生じますが、こんな無法国家に沿った判決に屈服すれば、沖縄だけでなく、日本にも未来はありません。国は承認の代執行という手段に出てくるでしょうが、県は一歩も引かない姿勢を貫くべきです。

    
        

                

ココちゃん、今日も頑張るワン 😃 😃        
           

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

            

この欄はココちゃんの担当です

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