米、世界戦略は世界支配

2023年8月21日  第774号

大阪のうめ吉     

2023年    

8月21日   

第774号     

編集・ココちゃん

米、世界戦略は世界支配

  原爆も開発の必要すらなかった   

 

日米安全保障条約(旧安保条約)が1951(昭26)に署名され、その後新安保に変わっています。ですが、旧安保に入っていた「日米行政協定」なるものはそっくり引き継がれています。しかも、この条約には日本に対する米の防衛義務が全く明記されていないことです。米にとって都合の良い条約が今も続いているのです。これはもう、米が世界戦略を遂行するため、日本を利用するだけのものでしかないことが明かです。全権委員だった吉田茂首相のみが条約署名に臨みました。他の全権委員が欠席する中、唯一同席したのが当時の池田勇人蔵相(後の首相)。吉田首相は「この条約はあまり評判が良くない。君の経歴に傷が付くといけないので、私だけが署名する」として1人で署名したエピソードが残っているほどです。      

   

        

 条約には日本を「防衛する義務」が明記されておらず、さらに、「所在地の如何を問わず合衆国の財産について、捜索、差押え、検証を行う権利を有しない」とした日米行政協定が盛り込まれているのです。評判が良くないのは当然です。              
 こんな条約を持ち込んでくる米国ですから、これだけをもってしても米国の卑劣さが見て取れるものです。   
 そんな米ですから、先の大戦で、敗北が決定的、降伏するのが時間の問題であったのに原爆を投下したのです。使う、投下する必要など全くなかったのです。              
 使うどころか、原爆を開発する必要

 

 

もなかったのです。と、言うのは、ウランの核分裂がドイツによって発見されたこと。ですが、そのドイツに原爆開発の計画がないことを米は知っていたのです。しかもドイツは降伏しています。米が、開発する必要のないものに手をつけたのです。        
 ドイツへの対抗措置としての原爆開発なら、この時点でやめるべきでした。総額20億ドルのこの計画、この時点で中止すれば8割の予算を残して済んだのです。ですが、そうはせずに開発を進めたのです。これは完全に戦後に米が世界に支配権を得るためだったことです。     
 こうした情報をソ連が掴み、核開発に向かわせたのです。核開発競争の始まりです。      
 米は、開発した原爆の威力を見るため、2種類を広島と長崎に投下しました。ウラン型とプルトニウム型です。米にとって世界戦略は、世界支配のために何でも有りなのです。        
 朝鮮戦争では、本来ならば出来えない無差別爆撃をやっています。その爆撃機は横田、嘉手納基地から出撃したB29です。     
 ウクライナでロシアがダムを破壊し問題になりましたが、なんと、米軍は北で90%を超えるダムを破壊しているのです。さらに、北の兵士が紛れているとすれば、全ての民間人米も敵として攻撃を加えたことです。     
 世界戦略を遂行するためには手段を選ばずの米国です。こんな米国が安保条約にもない日本を守る義務です。これで日本を守ってくれるはずがないのです。世界戦略のために日本を利用しているにすぎないのです。

                

大阪府八尾市、ザウルスちゃん撮影       
           

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

この欄はココちゃんの担当です

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