終戦の日、産経が核抑止論

2023年8月18日  第771号

発行人      

大阪のうめ吉     

2023年    

8月18日   

第771号     

編集・ココちゃん

終戦の日、産経が核抑止論

   

77回目の終戦の日を迎えました。この日、産経新聞が核抑止論を掲げています。「抑止力高め平和を次世代へ、首相と閣僚は靖国参拝を」とした榊原智論説委員長の執筆です。平和を次世代へなどとしていますが、核抑止で平和を保てるなどとするのがとんでもない間違い。抑止などというが、結局は使うためのものです。第一、日本は世界で唯一原爆の犠牲になった国です。右翼思考の産経とはいえ、これが被爆国の新聞が言うことなのか。言うべきは、先ず主権を回復することです。      

 

    

        

 「先の大戦で軍人、民間人合わせて310万人の同胞が亡くなった。全ての御霊安かれと、心から祈りたい」と冒頭に掲げています。その上で「首相と閣僚は靖国参拝を」としているのです。完全な右翼が主張する言葉です。                     
 戦争犠牲者を弔うのは当然です。ですが、それは靖国神社ではなく、合同慰霊碑とすべきものです。靖国を強調することは再び同じ道を繰り返し歩くことにしかならないのです。                    
 77年を経ても未だにこんなバカげたことを言っているのです。さらに「先の大戦にさまざまな評価があるのは当然だが、日本を評価する見方がある。戦争で亡くなった人々を悼むなら彼らが営んだ当時の日本を侵略国と決めつけ、断罪し

 

ていいものか」と、まさに侵略を評価せよといわんばかりなのです。            
 「岸田文雄首相と閣僚は、全国戦没者追悼式出席に加え、靖国神社に参拝してほしい。それは、現代日本の防衛意志を内外に示し、天皇陛下のご親拝再開につながる」ともしているのです。戦争につながる危険極まりない考えの産経社説(主張)です。                  
 産経は「現代日本の防衛意志を内外に示し」などとしていますが、防衛意思などということ自体が国民を欺くものです。なんのことはなく、アメリカの世界戦略に加担し、戦火に巻き込まれるだけでしかないのです。                       
 今、日本がやるべきなのは軍拡ではありません。真っ先にやるべきは主権の回復です。対米に関して、主権が全くないのです。           
 国内の基地は侵略当時そのままそっくり。占領軍が在日米軍と呼称を変えただけなのです。当然ながら米に対し、日本の主権は存在しません。                 
 オスプレイにしても、他の軍用機の場合でも、どこを飛ぼうと、低速、低高度で飛ぼうと自由自在なのです。      
 これだけではありません。米の航空機や軍用車などが事故をおこしても、それがどんな場であって、日本には一切検証の権限もなく、立ち入ることすらできないのです。これは特別な場に限らず、うめ吉の住むマンションにオスプレイが墜落しても、うめ吉やオーナー警察・消防すら立ち入ることができません。               
 米軍人や軍属が国内犯罪で逮捕された場合でも、日本が起訴・拘留、裁判にかけることが出来ず、直ちに米軍側に引き渡さなければならないのです。結局そこで無罪か軽微な罪になり、本国にトンズラして終わりなのです。 

   

                

ココちゃん、今日も頑張っちゃうワン 😋 😋        
           

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね          

この欄はココちゃんの担当です

終戦の日、産経が核抑止論」に2件のコメントがあります

コメントを残す