米軍は日本を守らない

2023年8月16日  第768号

発行人      

大阪のうめ吉     

2023年    

8月16日   

第769号     

編集・ココちゃん

米軍は日本を守らない

     

       

 沖縄県の沖縄国際大学構内に普天間基地から飛び立ったCH53Dヘリが墜落した04年から13日で19年となりました。現地では、事件の記憶を風化させないため、モニュメント前で大学が「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」を開きました。しかし、今も大学上空をオスプレイなどが自由自在です。さらに米軍は、米軍住宅や兵舎上空は絶対に飛びませんが、県民の住宅上空は平気で飛び交っています。      

   

        

 墜落したのは普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターCH530。訓練中にコントロールを失ったものです。       
 事故による消火作業終了後、米軍が現場を封鎖、事故を起こした機体を搬出するまで日本の警察、消防、行政・大学関係者すら現場には一切立ち入ることができませんでした。日米地位協定の「合意議事録」に基づいてのことでした。                   
 この墜落ヘリのローターブレードには氷結などによる亀裂・劣化検出のため放射性物質ストロンチウム90が使われています。その容器の一部が機体の燃焼により損壊し、放射能汚染を引き起こした疑いが持たれています。しかし、米軍によって土壌や機体が回収され、日本側による検証はできませんでした。          
 前津榮健理事長・学長が、激しい米軍機騒音や環境汚染など「変わらぬ現状

 

に憤りを感じる」と声明を読み上げ、危険な普天間基地の即時閉鎖・撤去を日米両政府に強く求めました。                  
 学生を代表しての意見発表もあり、法学部学生が「空で鉄の塊が大きな音をたて飛び回る姿は、緊張感と不安をかきたてる。平和にほど遠い現実だ」とし、「平和のために大事なことは人と意見を交わすこと。平和をつくるのはわれわれ一人ひとりであるという意識を持つことが沖縄の平和にもつながる」と。                 
 こうしたことは絶対的に大事なことです。米国べったりの自公政権を動かすには、多くの若者、国民の声と行動でしかないのです。                        
 行動、つまり選挙です。選挙によって国政を根本から代えることなのです。            
 とは言え、これは容易なことでありません。しかも大きな問題も抱えています。                   
 米軍が低空飛行での訓練をやっているのは何のためかということです。それは、日本列島のあちこちにある原発を攻撃する訓練なのです。
 そんなバカな、米軍が日本の原発を攻撃するなどあり得ないと思うのは当然かもしれません。ですが、米軍は、在日米軍の存在が危うくなった時にこうしたことをやるのです。                            
 それでは犯罪だ、戦争じゃないか、国際法違反と考えるでしょう。ですが、米が日本の原発を攻撃しても、国際法違反になる可能性は少ないのです。国連には「敵国条項」があります。先の大戦で連合軍の敵が該当するのです。つまり日本です。           
 敵国条項に該当する国には国際法を適用しないという国際法規があるからです。最高裁も判決のルールが決まっており、米軍の犯罪は実質無罪になるようになっているのです。 

   

  

                       

ココちゃんたち、今日も頑張らなきゃ 😋 😋        
           

              

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね

この欄はココちゃんの担当です 

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