馬場維新こそ危険政党

2023年8月1日  第755号

発行人
大阪のうめ吉

2023年    

8月1日   

第755号    

編集・ココちゃん   

             

馬場維新こそ危険政党  

 

  

 馬場伸幸日本維新の会代表が「第2自民党」を自認し「共産党はなくなっていい」と発言。代表は日本共産党小池晃書記局長から発言の撤回を求められるも、「信念」と述べ、さらに共産党は「破防法による調査団体」と上塗り発言です。「第2自民党」自認そのものが自民党国政を監視、正すのではなく、さらに悪政を推進する勢力であることを自らが認めたものです。こうしたことに、「破防法による調査団体」などとしたことは、共産党をなくしたい警察の本心に沿ったものであり、断じて容認できないことです。それを言うならば、日本維新こそ危険極まりない団体ではないのか。日本共産党が危険な団体である証拠を並べて言うべきことです。危険でないのにそんな証拠などあるはずもありません。         

   

 

        

 馬場代表のこの発言は、インターネット番組に出演した際、日本維新の会は「第2自民党」ではないかという指摘を受け、これを肯定して、第1、第2自民党が「改革合戦」を行ったらよいと述べたものです。この時、日本共産党について「なくなったらいい政党。おっしゃっていることがこの世の中でありえない」と述べました。この発言が大きな問題となったものです。                 
 代表のこの発言に対し、共産党の小池書記局長は会見を開き、「民主主義を根本から否定する暴論だ」と厳しく抗議し、発言の撤回を求めました。ところが、代表は撤回し謝罪するどころか、発言を「信念」と述べ、「破防法による

調査団体」であると強調しました。         
 このようなことは、共産党の実態に基づくものではなく、警察にとって共産党に批判されることで目の敵にしていることからきているものです。このような警察の主張を国政政党が鵜呑みにし、特定政党の排除を肯定するなど警察国家の始まりでしかありません。このようなことから、書記局長は「民主主義を根本から否定する暴論」と述べたのです。                  
                        

 人には、自分にとって都合の悪い相手はいなくなった方がいいと考えることがあります。しかし、実際にそれを口にするかどうかです。まして政治家がそのようなことを言えば問題になるのは当然です。要するに、代表はそうした判断ができない人物だったということです。誰が考えても疑問に思うようなことを平然と言ってのけ、しかも「信念」とまで言い張ることの危険です。
 「政治的なもの」、本質は実存をかけた戦いです。ですが、力の世界に耐えうる人は多くありません。存在論的闘争を止める政治システムが議会制民主主義です。様々な党の並立が前提となったものです。各党の違いを超えた役割分担を受け入れなければ成り立たちません。   
 与党は国政を担い、野党から批判・攻撃されないように公正な政治を行う責任があります。野党には国政を監視する責任があります。相手の存在を互いに認めることで緊張感も生まれます。馬場代表の今回の発言はこうしたことを真向から否定するものであり、「信念」であるならばまさに独裁者そのものです。 

                          

                       

きれいだワン ココちゃん住んでる
とこの区の花になってるワン 😋 😋

ザウルスちゃん撮影          
                           

この欄はココちゃんの担当です  

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