木原問題、逃げて済ます気か

2023年7月30日  第753号

発行人
大阪のうめ吉

2023年    

7月30日   

第753号    

編集・ココちゃん   

             

木原問題、逃げて済ます気か

 

  

 「週刊文春」が報じた木原誠二内閣官房副長官をめぐる問題。事実に値するものですが、新聞・テレビは沈黙を続けています。全く突っ込みがありません。このようなことはよくある大メディアの姿勢にほかならないものです。政府のご機嫌を損ねるようなことはとことん回避するとするものです。その背景にあるのは広告を確保することです。広告欲しさに問題に目をそらすなど、本来の新聞、テレビがすることではありません。

  

   

 

        

 新聞・テレビのこのような沈黙に対し、政界はというと、今のところ意外と平静を保っているように見えます。このようなことは、「しょせん、週刊誌ネタ」とタカをくくっているとも言えます。                  
 ですが、文春の一連の報道は「週刊誌ネタ」とタカをくくるようなものでありません。実に詳細にわたっています。   

 木原夫人は殺人事件の重要参考人だった――とするタイトル(見出し)は衝撃的です。木原誠二内閣官房副長官といえば、岸田文雄首相の右腕とされる人物です。その内閣官房副長官が実名で報じられているのです。たかが週刊誌ネタで見過ごせるものでありません。しかも文春」は6月22日号以来、6週連続で愛人問題など木原のプライバシーを暴いているのです。    
 松野博一官房長官は記者会見で質問されると、「お答

   

えする立場にない「コメントは控える」を連発して問題を避けているのです。               
 文春の7月13日号は、06年、東京で木原夫人の前夫が不審死から時系列に取り上げています。       

18年、警視庁が未解決事件掘り起こしとして捜査員30人超で再捜査   

同10月、殺人容疑で夫人を任意聴取。自宅などを家宅捜索し、まもなく再捜査打ち切り      
 18年10月に再捜査が打ち切られています。この時期は安倍晋三政権です。木原自身は自民党政調副会長(会長岸田文雄)です。党の幹部でもある木原が捜査に圧力をかけたか、警察が木原に迎合して封印した可能性もあるわけです。     
 木原自身は何も語ろうとしません。代理人が「マスコミ史上まれに見る人権侵害」として刑事告訴すると、司法記者クラブに通知しているのですこうしたことに合わせるように警察は「事件性は認められない」という公式見解を出しています。これを大新聞、テレビが報じない根拠にしていることです。              
 ですが、かつてこの事件の捜査に当たった捜査員が実名で事件だと告発しているのです。もはや大新聞・テレビがスルーするようなことではなくなっているのです。    
 それでも未だに報道に舵を切らない新聞・テレビの悪しき体質です。広告確保・維持を第一にし、「真実の報道」など二の次にされているということです。

                

            
                      

                       

うめじいちゃん、相当ダメージ受けたみたいだワン 😨 😨

上ノ太子でザウルスちゃん撮影     

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね            

この欄はココちゃんの担当です 

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