
2023年7月16日 第739号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
7月16日
第739号
編集・ココちゃん
危うい大阪万博開催
パビリオン建設申請ゼロ
カジノとセットの万博
壌汚染、液状化で公費負担
2025年4月開幕予定の大阪万国博覧会。ですが、153の国と地域が参加を表明しているにもかかわらず、大阪市へのパビリオン建設申請が1件も出されていません。背景にあるのはウクライナ問題に関わる資材高騰や建設に従事する人の不足です。大阪万博の計画では、会場の土壌汚染対策や、液状化対策で公費が当初より膨らむなどの問題を引き起こしています。1年延期の声が出てくるなど、危うい状況となっています。そもそも万博はカジノとセットになっており、開催そのものが問題です。
最初から問題ありの万博
会場整備の工事が行われている夢洲=「大阪・関西万博」のツイッター
大阪万博が開催されるのは、大阪市此花区に属する人工島夢洲(ゆめしま)です。参加表明をしている153カ国・地域のうち、約50カ国が独自のパビリオンを建設する予定です。
建築基準法などの関係で大阪市に建築申請が必要ですが、この申請が1件も出されていないのです。小国ならまだしも、アメリカ、ロシア、フランス、イギリスなどの主要国からも申請が出ていない状況なのです。
開幕は25年4月13日です。もう1年8カ月ほどしか日数がないのです。このままでは開幕日に間に合わない可能性があります。夢洲の会場への道路は1本しかありません。短期間に工事が集中すれば工事車両が通行出来な
運営費はね値上がり入場料も
い事態に陥り、さらに工事が遅れてしまいます。建設資材を仮置きする場所すら難しくなります。
このようなことを考えれば、1年延期の声が出てくるのも当然と言えます。ですが、建設費高騰や作業人員確保が改善されなければ延期しても結果は同じことになりかねないものです。
大阪万博は、関西経済の起爆剤などと称されていますが、果たしてそうなのでしようか。そもそもなのですが、国民がこうしたお祭りのような万博開催を望んでいるのかということです。
決定された入場料も当日券7500円(18歳以上)と、05年に開催された愛知万博の4600円よりはるかに高くなっています。
今回の大阪万博の入場料は、政府が19年に博覧会国際事務局に提出した「登録申請書」では、「大人」の入場料を4840円と設定していました。
にもかかわらず、最終的に決定したのが7500円とかなり高くなっています。この理由に運営費が膨れ上がったことをあげています。警備費です。350億円の警備費がかかるということです。
入場料が決定までこの有様ですから、パビリオンの建設申請が未だゼロというのも納得できるものです。この先、建設費高騰が収まる保証はありません。万博終了後にはカジノが幅を利かすのが何よりも問題です。大阪府・市の狙いはむしろカジノにあると言えるものです。
道しるべ 大阪万博の入場料が大人の場合7500円。開催年では20年前になる愛知万博の4600円からするとかなり高いものです★この要因は警備の膨れ上がりだとしています。その警備費は350億円。一日当たりにすると1億9000万円を超えることになります★これほどの警備費をかけての万博開催が必要なのでしょうか。関西経済の起爆剤になるどころか、負の遺産として残るカジノの影響の方がはるかに大きいと思うのですが★カジノは、他人の不幸の上に成り立つもの。ギャンブル依存症で、世帯持ちであれば家庭を崩壊させかねません。
ココちゃんで~す
うわ~い、ココちゃんちの前にパトカーが止まったワン 😲 😲
横断歩道で人が寝てたらしいワン 😅 😅
東大阪市 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です