問題認めに等しい公明代表発言

2023年7月4日  第727号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2023年    

7月4日   

第727号   

編集・ココちゃん

問題認めに等しい公明代表発言

原発処理水はやはり汚染水だ  

  

公明代表の認識この程度 

「海水浴シーズン避ければ」

 公明党山口那津男代表が、東電福島第一原発事故での処理水なるものの海洋放出する時期に関し「直近に迫った海水浴シーズンは避けたほうがよいかと思います」と発言。代表の認識はこの程度でしかないことをさらけ出したものです。しかも、この発言では、処理水なるものが問題ありと認めたようなものです。なによりも問題なのは、与党として汚染水の海洋放出を容認し、地元漁民との合意を無視していることです。


最大問題は漁民との合意無視        

 

山口那津男公明党代表(Wikipedia) 

 原発が事故を起こした地元の福島県いわき市では、今月中旬から8月中旬まで4カ所で海水浴場が開設されます。山口代表はこうした時期の放出を避ければよいというものです。                 
 ですが、海水浴シーズンを避けても、何の意味もありません。海水浴のひとたちだけでなく、処理水とされる汚染水が放出される海では、漁を生業とする人が魚介類を海から得ているのです。            
 魚介類は海水浴シーズンなど関係なく、年中海の中です。体内に吸収もしているのです。海洋放出すれば、これらの魚介類が吸収し、体内に汚染物質が蓄積されることになります。そして、その魚介類を人が食べることになるのです。                      
 処理水とされていますが、その処理水なるものには、自然界にあるトリチウム以外、大半の放射性物質を除去したものとなっています。トリチウム以外の放射性物質を100%除去したものではありません。これを海洋放出

トリチウム、DNAを傷つける                   

しようとするものなのです。              
 処理水の海洋放出に向け、東電が行っていた設備工事が完了し、原子力規制委員会による設備の検査を終えています。ですが、その規制委が全く信用出来ない原子力認可委員会に成り下がっているのです。             
 放出の方法や設備について「妥当」とした国際原子力機関(IAEA)も同様に信頼できる機関ではありません。IAEAに対し、日本の拠出金は21年度で総額50億1,780万円です。しかも、IAEA創立当初から指定理事国になっています。
 さらに、原子力規制委員会とは協力関係にあります。認可委員会に成り下がった規制委員会とです。数ある国際機関への拠出金は、アメリカ、中国に次いで3番目です。それだけ日本の影響力が高いということです。  

 こうしたIAEAが妥当などといっても、「額面通り」に信じることなどできるものでありません。              
 トリチウムが体内に入った場合、体内の物質と結合して濃縮するのではないかの指摘に、国の小委員会は、「体はDNAを修復する機能を備えている」として正当化しています。ですが、DNAを傷つけるというメカニズムは確かにあるともしていることです。紫外線やストレスなどでも壊れては修復しているとしますが、全てにおいてそうでしょうか。                      
 何よりも、漁民との合意を無視することは許されません。


道しるべ    海洋放出される福島第一原発の汚染水。処理されたものとはいえ、トリチウムが残っています。自然界にもあるトリチウム以外、大半の放射性物質を除去したというのが正確なものです。トリチウムだけでなく、まだ残っている放射性物質があることです★海水浴の時期を避ければとした公明党代表。こうした問題をわかっていたのか。それとも、海水浴時期を避ければの認識だったのか★いずれにしても、問題ありと認めたような発言です。問題は、問題があっても、公明党にとっては、住民の健康よりも大臣のイスが大事なことです。     

ココちゃんで~す                

うわ~い、フルーツパフェだワン 🤔 🤔             

                           
                

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね              

            

みなさん             

おはようございます  うめ吉        

   

この欄はココちゃんの担当です 

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