
2023年6月26日 第719号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
6月26日
第719号
編集・ココちゃん
公明党、大阪の選挙区ピンチ
維新、公明選挙区に候補擁立
消える「常勝関西」
都構想潰れ、協力の意味失う
日本維新の会が、大阪市内で常任役員会を開き、次期衆院選で公明党現職議員がいる大阪府、兵庫県で合わせて6選挙区で候補者擁立の方針を決めました。馬場伸幸代表が25日、記者団の取材に明らかにしました。都構想が潰れたことを意識し「今は公明に何かをお願いする状況ではない。所属議員からも戦わせてくれとの声が出ている」として公明選挙区での擁立を決めたものです。これによって、公明党はこれまで掲げてきた「常勝関西」がピンチに陥ることになります。
波に乗り自党の議席増目指す
馬場信幸日本維新の会代表=Wikipedia
維新は、これまで大阪市を廃止し、特別区を設置する党としての看板政策であった「大阪都構想」の実現に向け、過半数に届かない大阪市議会で公明党の協力を得るため、公明現職議員がいる6選挙区で候補者を擁立しませんでした。
ところが、今年の統一地方選の首長・議員選で、拠点の大阪を中心に多数の議席を獲得しています。大阪市議選では、初めて単独過半数の議席を獲得したことから、馬場代表が「公明との関係をリセットする」と明言していました。
今回の決定はこれが現実になったものです。9月初旬をめどに候補者を決めるとしています。維新が候補者を同選挙区に擁立することで、公明党の関西での全員当選は危うくなります。
維新が、統一地方選での躍進という波に乗って衆院選でも議席増を目指すものです。
「統一地方選の結果を見ても、かつてない厳しい選挙に
公明、どんな手を使ってくるか
危機感半端でない公明
なるのは間違いない。ありとあらゆる手段で勝利をもぎ取る」と声をこわ張らせた、公明党大阪府本部・石川博崇代表(参院議員)に見られるように、危機感は半端でないものです。
気になるのは、府本部の石川代表が「ありとあらゆる手段で勝利をもぎ取る」と述べたことです。ありとあらゆる手段とは何を意味しているのかということです。
前回の衆院選、大阪府下の19小選挙区で公明が当選したのは4選挙区のみです。今回の統一地方選をみれば、この4選挙に維新が候補を立てれば、公明党にとっては絶体絶命の危機に陥ることが避けられません。
府本部の石川代表が「ありとあらゆる手段で勝利をもぎ取る」と言っても、買収でもしない限り、出来ることは限られます。自民党への協力を盾にし、出来なければ協力を解消すると脅し、有権者への締め付けを徹底させることが選択肢に上がってくることでしょうか。
国土交通相が固定の大臣になっている公明党がその大臣の権限を大阪で利用することでしようか。
公明党ならば、そのようなこともやりかねません。維新にとっても、根本は公明党とはずるがしこさでは友党のようなものです。どちらが、議席をもぎとったとしても、日本の政治が悪化することにかわりはありません。とはいえ、その衆院選は年内にもありそうな様相です。
道しるべ 日本維新の会が、大阪府と兵庫県で、公明党現職がいる9選挙区に候補者を擁立することが決まりました★悪同士の協力関係の終わりです。その終わりが熾烈な選挙戦になります。攻める維新と防御を余儀なくされる公明です★攻める維新に、国政政党として確かな実力があるわけでありません。公明にしても同様です。両者は、共に、巧みに有権者を欺くことに長けているのです★こうしたことは、先進的な日本共産党にはできるはずがありません。そうしたこともあって、維新は議席を伸ばし、公明は政権内に大臣の椅子を確保しているのです。
ココちゃんで~す
可愛いワンちゃんがいたワン 😍 😍
ワンちゃん、双子のきょうだいだワン 🤔 🤔
大阪市北区 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です