
2023年6月24日 第717号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
6月24日
第717号
編集・ココちゃん
沖縄、巡ってきた「慰霊の日」
2次大戦・太平洋戦争、命奪われた20数万人
要塞化、戦火呼び込む政府
首相参列は見せかけ
今年も巡ってきた沖縄の「慰霊の日」。78年前、アジア・太平洋戦争によって、沖縄が捨て石の激戦地となり、20数万人の命が奪われました。沖縄県糸満市摩文仁の丘で、県主催の沖縄全戦没者追悼式が開かれ、県民は命を落とした20数万人に黙とうをささげました。玉城デニー知事は、敵基地攻撃能力を担う長射程ミサイルの沖縄配備計画を念頭に、「苛烈な地上戦の記憶と相まって、県民の間に大きな不安を生じさせている」と、対話による緊張緩和を訴えました。参列した岸田文雄首相は「国家戦略としての沖縄」言い、「基地のない島に」とは一言も言わない見せかけのものでした。
すべき事は基地のない島
摩文仁の丘の平和の礎 (Wikipedia)
沖縄の「慰霊の日」、45年6月23日に、首里に司令部を置いた日本軍第32軍の牛島満司令官が自決し、組織的戦闘が終わった日として定められました。
戦争末期のこの激戦は沖縄戦とされ、犠牲者の最大の特徴は、軍人よりも住民の死亡者数がはるかに多かったことです。その理由は、32軍が敗戦決定的になったにもかかわらず、「本土防衛」「国体護持」のために戦闘を継続するばかりか・長期化を図ったことです。
首里(現在の那覇市)から本島南部に撤退したことです。そこには多くの住民が避難していたのです。そうした南部地域一帯は軍民混在の修羅場となり、阿鼻・叫喚の地獄と化しました。こうして戦死者・戦傷病者が激増
鉄の暴風となった沖縄南部
住民を虐殺した日本軍
したのです。これが沖縄戦とされるものです。
この沖縄戦、米・英の連合国側はアイスバーグ作戦と称して攻撃を展開するに至りました。
銃弾、砲弾は、連合国軍側だけで2、716、691発。このほかに、砲弾60、018発、手榴弾392、304発、ロケット弾20、359発、機関銃弾3、000万発が発射されるなど想像を絶するもの。南部地域(摩文仁)の地形が変わってしまうほど艦砲射撃が行われたことで「鉄の暴風」と言われるほど激しいものでした。
こうした連合国の砲撃・攻撃にとどまらず、日本軍は沖縄の住民をスパイ視しての拷問、果ては虐殺に至っています。壕から住民を追い出すなどもしているのです。上陸してきた米軍に見つからないように、泣き続ける乳幼児を殺害するなどをしているのです。
さらに、それでなくても僅かな乏しい住民の食料を強奪したり、戦闘の足手まといになるとして死を強要したりしていたのです。
こうしたことから、生き残った沖縄の人たちは「軍隊は住民を守らない」これを確信したのです。
沖縄戦後78年の今、沖縄県には全国にある在日米軍基地の約70・3%が集中しています。県民の生活にさまざまな影響を引き起こしているのです。
県民の大多数は、米軍だけでなく、自衛隊も含め基地(駐屯地)を置くことなど望んでいません。にもかかわらず、岸田文雄首相は、単なる基地どころか、戦火を呼び込み要塞化する大規模なミサイル部隊を配置することに躍起になっているのです。
道しるべ 沖縄の「慰霊の日」はどのようものなのか。岸田首相はそれすら理解できていません★首相はあいさつで、新たな沖縄振興計画が、本土復帰50年の節目に始まった。「国家戦略として沖縄振興にしっかりと取り組む」と。米軍基地の集中には「大きな負担を担っていただいていることを重く受け止めている。負担軽減策を進める」としました★首相の沖縄振興は、金で沖縄を釣り上げるもの。振興など当然のことです。負担軽減を言うなら、一つでも基地をなくす、矛盾した地位協定をなくすことです。そうした観念が首相にはないのです。
ココちゃんで~す
うわ~い、ヒマワリが咲いているワン 😍 😍
もう夏なんだワン😀 😀
23日、平野区長吉 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
💙
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christinenovalarueさん、こんにちは。いつもありがとうございます。
これからも、関心を持って読んでもらえることを取り上げますので、これからもよろしくおねがいします🙇♀️
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