
2023年6月22日 第715号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
6月22日
第715号
編集・ココちゃん
マイナカードは廃止せよ
トラブル続出、それでも首相固執
許されぬ紙の保険証廃止
あり得ない信頼回復
マイナンバーカードのトラブルが続出しています。だいたい、当初から多くの国民に信用されず、このため、ポイント付与などで「釣り上げ」るようなことをしてきた結果がこの有様です。しかも、これによって、紙の健康保険証の廃止を打ち出していることが問題を大きくしています。多くの国民に信用されていないマイナンバーカード制度です、国はこのようなものは廃止すべきです。にもかかわらず、岸田文雄首相は頑なに続ける姿勢を変えていません。
マイナ、地に落ちた信頼
トラブル続出のマイナンバーカード
もはやマイナンバーカードに対する信頼は地に落ちていると言えます。普及を進めようとして始めたポイント付与からトラブルも。全くの別人にポイントを付与する事例が131自治体で172件。このうち同姓同名への付与が2件です。
障がい者手帳で別人の情報をひも付けしていたのが静岡県で62件。このうち同姓同名が47件。
マイナ保険証としては、別人の情報を誤登録していたのが7300件以上も。このうち、6件が受信履歴、薬剤情報が他者に閲覧されています。
マイナンバーシステムの不具合により、健康保険加入者が「無保険扱い」とされ、医療費を10割全額負担させられた例が、全国保険医団体連合会が776件把握。
公金受取口座としての登録では、全く別人の口座に登
問題だけが山積
廃止すべき制度そのもの
録されていたのが約13万件も発生。このうち748件は当のデジタル庁発表です。
コンビニでの交付サービスでは、全く別人の住民票発行や、古い住所を記載した証明書が交付されるなどが徳島県板野町で9件発生しています。
政府は、このような事態になっているにもかかわらず、国会で改正マイナンバー法を成立させました。この改正法成立後も、マイナカードを巡るトラブル報告が相次いでいるのに政府は制度堅持の方針を変えようとしません。
マイナポータルで他人の年金記録が閲覧されたケースも発覚しています。岸田首相は謝罪するだけで、マイナンバー制度を「やり抜く」としています。こうした強硬姿勢は、国民生活の安定に不可欠な既存の制度や民主主義のルールを損ないかねないものです。
問題が大きいのは、来年秋、従来の紙の健康保険証を廃止し一本化するマイナ保険証です。
10割負担を避けるため、症状があるのに受診を控えるという例も報告されているのです。このようなことは、ともすれば命にかかわる問題であり、とうてい容認できるものでありません。
厚労省はマイナ保険証が機能しない場合、通常通りの3割負担として診療するよう医療機関に指示しています。ですが、患者皆が3割負担ではありません。
さらに、後で患者が「無保険」だと分かった場合、その差額を回収できるのかということで、医療機関側の不安を募らせているのです。こんな問題山積の制度は直ちに廃止すべきです。
道しるべ 日本の健康保険証は、持参していれば、全国いつでもどこででも保険診療が受けられるものです★こうした制度は世界に誇るべきものです。こうした紙の保険証をなくそうとしているのがマイナンバー制度です★猶予期間を政府が強調していますが、問題は猶予期間中にだけ起きるものでありません。現状を見る限り、猶予期間を過ぎた後でのトラブル多発が当然考えられます★10割の負担ができず、受診を控えるようなことが起きれば、命に直結することになりかねないものです。医療機関にも端末整備などで負担を強いることになります。
ココちゃんで~す
うわ~神社の境内に線路が通ってるワン 😍 😍
ココちゃん、こんなの初めてだワン😀 😀
藤井寺市、ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましよぅね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
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