2023年６月16日 第709号
ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
6月16日
第709号
編集・ココちゃん
軍拡、宇宙にまで拡大
「宇宙安全保障構想」政府決定
宇宙利用でミサイル防衛体制
強まる敵基地攻撃能力
岸田政権が安全保障と称して宇宙安全保障構想なるものを閣議で決定しました。昨年末策定の国家安全保障戦略に基づくものですが、岸田大軍拡は際限なく拡大しています。宇宙を利用したミサイル防衛体制を一段と強化するものであり、敵基地攻撃能力がさらに増大します。中国、ロシアを意識した対抗であり、軍拡競争の危険なエスカレートです。
中、ロに対抗の軍拡競争
岸田首相
閣議決定したこの宇宙安全保障構想なるものは、今後十年を最終目標とし、宇宙を「防衛」と称してその利用を拡大することに他ならないものです。
この構想では、民間の技術を取り入れ活用するのが狙いです。他国、とりわけ中国や、ロシアのミサイル基地などを破壊する敵基地攻撃能力を増大させるものです。
こうしたことで、情報収集態勢を確立し、相手国からミサイルが発射されれば迎撃することが難しい弾道ミサイル、超音速滑空兵器に対抗するものとしています。相手国がこのようなミサイルに置き換わってきているとはいえ、このようなことは軍拡競争が招いたものです。
今回閣議決定したこの構想は、さらなるミサイル防衛体制を強化・増大させるものです。しかも、政府は軍民一体となってこうした計画を進めようとしているのです。
岸田首相は、このような構想を「宇宙システムの利用を抜本的に拡大し、宇宙空間の安全かつ安定的な利用を確保していく」としており、一大軍拡に沿ったものとはしていないことです。
この構想は、プーチン・ロシアのウクライナ軍事侵攻で、
平和脅かす岸田大軍拡
欧米の民間衛星データが軍事作戦に利用されたことを上げています。こうしたことから、宇宙の利用が軍事的優位性に直結するものとしているのです。
さらに、中国を意識し、情報収集衛星を増やし続け、衛星攻撃能力の開発を加速させていることから、脅威は急速に拡大したとしているのです。
この構想では、反撃能力ということで、複数の小型の衛星を組合せ、情報の伝達速度を高めるものです。ＡＩと言われる人工知能を使った画像の解析能力向上ということも取り込んでいます。
構想では。日本が単独ではなく、アメリカ、イギリスが共同で宇宙ごみを監視している連合宇宙運用センターに参加することも意識しています。
宇宙航空開発機構(ＪＡＸＡ)、防衛省との連携強化を掲げるだけでなく、重要な技術開発を進めている民間企業への支援拡大も含まれているのです。
防衛省は、中国、北朝鮮がわが国のミサイル防衛網を打ち破る極超音速ミサイル開発を進めていることをあげ、宇宙の衛星で探知、追尾した情報を地上と海上に展開している部隊に即時に伝達し、共有できる体制を作って迎撃能力を高めていく方針なのです。
「防衛」と称して、敵基地攻撃能力をさらに加速させることを狙っているのです。全ての戦争は「防衛」と言う名のもとに進められるのです。この宇宙安保構想は加速度的にその狙いを早めるものでしかありません。これまで維持してきた平和が、岸田大軍拡で脅かされているのです。
道しるべ 岸田政権が閣議決定の「宇宙安全保障構想」これは宇宙の平和利用とは言えないものです。宇宙を他国攻撃のための軍事に利用です★宇宙は日本のものでも、中国、ロシアのものでもありません。宇宙全体の共有空間なのです。一国が軍事に利用するなど許されることでありません★ひとたび戦争になれば、相手国は、こうした宇宙にある人工衛星を標的にして破壊することになります。そうして破壊された衛星は宇宙のゴミとなるのです★そのような要因を岸田政権が作ろうとしているのです。宇宙は平和空間でなければならないのです。
ココちゃんで～す
真っ赤な橋があったワン 😀 😀
ココちゃん走ってきたワン 😋 😋
大阪市天王寺区茶臼山 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
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