
2023年6月8日 第701号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
6月8日
第701号
編集・ココちゃん
防衛局職員抗議の市民に「きちがい」
辺野古新基地建設工事
拡声器で「常識もわからんね」
常識ないのは防衛局だ
沖縄県で、辺野古新基地工事に抗議する市民に、防衛省沖縄防衛局職員が「きちがい」「常識もわからんね」「向こういけ」などと暴言を吐いていたことが明らかになりました。暴言は、辺野古新基地の埋め立て工事での土砂が搬出される本部町の本部港。6日午後2時ごろで、男性3人が、土砂を積んだダンプカーの前をゆっくり歩く抗議行動をしていた時です。港内にいた防衛局職員が拡声機を使って言ったものです。その後さらに、同職員が「通行妨害はやめてください」「常識もわからんね」「向こういけ」と発しています。この暴言は、市民が録音していました。
違法占拠、代替え必要ない
辺野古新基地の工事=沖縄県ホームページ
この録音を基に地元紙の琉球新報記者が沖縄防衛局に確認。沖縄防衛局は事実を認め「抗議者に対する不適切な発言はあってはならない」としました。
現場にいた市民は「何度も言うのでひどいと思ったと憤りをみせたということです。
本部港は、沖縄本島東海岸にあり、辺野古と反対側の西海岸に位置します。19年から、周辺で採取した土砂を港から船で辺野古に運搬しています。これに対し、市民が抗議しているものです。港には膨大な税金を費やして民間警備会社の警備員を配備するだけでなく、防衛局職員も常駐しています。
警備会社への税金投入は、1日に3000万円にも達
国際条約違反、普天間は即時返還させるべき
する巨額なものです。辺野古の関連工事費は膨張して9300億円になっていますが、その18%に相当するのが警備費です。
警備は、海上部分がセントラル警備保障で、警察官僚の天下り会社です。そのセントラルが22年1月1日までの25カ月間に80億7000万円もの警備を受注しているのです。
本部、辺野古などの陸上部分は、テイケイからALSOKに変わっています。
年間に55億円もの血税を警備、イヤ、市民らの弾圧のために投入していることです。今回の暴言で沖縄防衛局は「職員に対し適切な警備活動を行うよう指導を徹底するとともに、事実関係を確認のうえ、適切な警備活動を行うよう指導を徹底するとともに、事実関係を確認のうえ、適切に対処する」とコメントしていますが、頭っから弾圧のために警備員を配置しているのですから信じられるものでありません。
そもそもなのですが、辺野古基地は、普天間基地(飛行場)の危険を取り除くための代替えとして建設するものですが、代替えなどではなく、明かに新基地なのです。
しかも、普天間は多くが民有地であり、その民有地を米軍が戦争のどさくさにまぎれて占拠したものです。国際条約であるハーグ陸戦条約では、戦争時占有した民間の土地などは、戦争が終われば速やかに返還しなければならないとされているのです。
にも拘らず、米軍は、未だに占有を続けているのです。代替えの基地を提供するなどとんでもありません。条約に沿って即時返還させるべきです。
道しるべ 防衛省沖縄防衛局の職員が工事に対して抗議行動をとっていた市民3人に「きちがい」などの暴言を拡声器を使って繰り返しました★この問題を報じた朝日新聞ですが「工事を遅らせるために抗議を続けている」との表現で記事にしています。防衛局職員の暴言以上に酷い、メディアとして常識の欠片もない表現です。さすが朝日新聞です。工事を強行する政府に対して「いい顔」、配慮をしているのです★朝日新聞のこのような報道の仕方は今回だけではありません。さりげなく、記事の中に政府への配慮をにじませているのです。確信犯です。
ココちゃんで~す
うわ~い、新幹線の電車カッコイイワン 😍 😍
7日、東淀川区
新大阪駅 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です