
ー438ー 高山の花たち
高山植物は、冬の積雪と平均気温の低さに加え、一日の最高気温と最低気温の温度差が大きいことや、風が強いこと、貧弱な養分の土壌、陽射しが強く特に紫外線が多いことで、生育環境は、植物の生育にとって厳しいものです
それでも、その環境に応じて様々な特徴を備え、可愛いい花を咲かせます。そんな高山の花たちです
と、言っても山岳に登ったわけでありません。大阪市鶴見区にある、花と緑の国際博覧会どきに大阪市のパビリオンとして設けられたわが国最大の温室植物園である咲くやこの花館で撮影したものです😁

アジサイ 海峡
今の時期、アジサイが花盛りですが、高山で咲くアジサイはとても背丈が低く、僅か15㎝程度しかない可愛らしいものです🥰

アジサイ 土佐遊媒
高山植物は、全体に毛が多いものもよくあります。植物体の表面を寒気から遮断する、強い日差しから本体を守る役割を持っていることです。植物体全体が、表面の毛でほとんど覆われ、綿クズのように見える例もあります😲

アジサイ 石鎚の光
植物の活動が夏に限られることから、ほとんど全種が同じ時期に花をつけることです😮
日本の場合、多くの高山植物は近縁種を北海道以北に持っています😀
日本が寒かった氷期とされる時代に、分布していた植物が生き残った、氷河遺存種(レリック)と考えられています😲

アジサイ 豊前の紺色
富士山の場合、日本最高峰にもかかわらず本当の高山植物と言えるものはほとんど存在しません。富士山が比較的新しい時代に、低い山から高く形成されたことにより、氷期の植物相が入ることがなかったためです 😮

アネモネヴマージュア キンポウゲ科 アメリカ

エーデルワイス キク科 ヨーロッパ

エドライアンツスグラミニフォリウス キキョウ科 地中海沿岸イタリア バルカン半島
高山植物の分布、かつては山から山へとつながっていたと思われますが、現在は、それぞれの山の山頂付近に限定され、分布は島のように孤立しています😁こうした経過を経て、島の生物と同じように、個々の山で固有種に分化していることが多くなっているのです😲

エロディウムバリアビレ フウロウソウ科 交雑種
このような高山植物が世界中にみられ、植物の科目も多岐にわたっています🤗🤗

カンパヌラケファレニカ キキョウ科 フウロウソウ科 ギリシャ
交雑種
地下茎や根が発達している割に茎や葉が小さく、樹木でも、全てと言えるくらいに、草並の背丈しかありません😲

クロユリ 日本、中国東北部 サハリン~北アメリカ
地表に密着してクッション状に成長します。さらに成長に要する期間が短いこともあって、一年草は少なく、多年生の草本が多くなっています🥰

ゲラニウムダルマテイク フウロウソウ科

ステノグロッテイス ラン科 南アメリカ

ハクサンオミエナシ

ハマベマンテマ ナデシコ科 イギリス

ハマベマンテマ ナデシコ科 イギリス

モミジカラマツ 日本北部中国東北部 キンポウゲ科

リーガルリリー ユリ科 中国中南部四川省

リリーム・ドウチャルトレイ ユリ科

赤花ホザキショウマ
うめ吉さんこんにちは♪
いつもありがとうございます♪
植物園ってほんといろんな植物がありますよね!自然の宝庫ですね♪
ベビちゃんにも見せましたよ〜!
興味津々に見てましたよ!
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asamiさんこんにちは。いつも「いいね」コメント有難うございます。
そっか~しゅりちゃん興味津々でみてくれたんだ~🥰🥰しゅりちゃんに興味もってもらえてうれしいです。
こんなところを実際にみせたやったら喜ぶでしようね。高山の花は背丈が低いのでしゅりちゃんが見るにはもってこいですね。
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💚
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