「死の商人」に疑問の余地なし

2023年5月31日  第693号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2023年    

5月31日    

第693号     

編集・ココちゃん   

「死の商人」に疑問の余地なし

  

          参院委員会で参考人発言 

殺人兵器売物死の商人 

    

  自民、維新の反論おかしい 


 参院外交防衛委員会で「死の商人」と参考人が発言したことに対し、自民党と日本維新の会の議員が「レッテル貼り」として反論。「防衛産業支援に関する法案」の参考人質疑でのことです。ですが、防衛産業が生産するものは明らかな殺人兵器であり、このようなものを売って利益を得るのであり、死の商人でしかありません。レッテル貼りどころか、概にそのような産業なのです。自民、維新は、そうした殺人兵器を容認するものでしかなく、日本の平和を脅かすものです。

  

 

法案は憲法に反する   

三菱重工大阪支社=ザウルスちゃん撮影         

 「防衛装備品移転を拡大すれば日本を『死の商人』に変えかねない」と発言したものです。            
 参考人は、市民団体の武器取引反対ネットワーク杉原浩司代表です。防衛装備品の移転に関し、政府と与党の動きに「平和国家から死の商人国家への堕落だ」と指摘したものです。軍需産業に固定したものでなく、日本という国そのものを「死の商人」としたものです。               
 杉原代表は「戦争放棄を掲げた憲法9条の精神に基づき、他国への軍事協力をやめるべき」とも述べています。             
 杉原代表が述べたことは憲法に沿ったものであり、一片の矛盾もないものです。自民・維新が成立させようとしているこの法案こそ憲法に反するものなのです。             
 自民、維新の議員には、国の最高法規である憲法を尊重する姿勢が全く見られません。それどころか、憲法を破壊
 

恩恵受ける筆頭、三菱重工

するようなことを平然として主張していることです。    
 政府が軍需産業を支援し、海外に売り渡そうとするのですから、日本そのものが死の商にしかなりません。海外の国から見てもそう見えるはずです。 
 死の商人としては、軍需産業そのものと、これらに投資する投資家も入ります。              
 自民党と、表向き平和の党を掲げる与党の公明党が一体となってこうした法案を国会提出しているのです。これに強く寄り添っているのが維新です。これらの党は、日本を死の商人に堕落させようとしているのです。          
 法案提出の首謀者である自民党が狙うものは、ただ単に軍需産業を支援するだけではありません。これまでにも指摘しているように、企業に膨大な利益をもたらし、その見返りを期待してのものなのです。見返りは、当然ながら、政治献金そのものです。          
 政治献金をやめることで制度化された政党助成金を受け取りながら、形を変えた政治献金を公然と受け取っているのです。
 どこまでも金、金の自民党のとんでもない企てがこの軍需産業支援法なのです。            
 
軍需産業・企業、下請けを含めれば数千社に及びますが、筆頭格は三菱重工業で群を抜いています。3兆円市場とされる軍需関連で、三菱重工はその半数を独占しているほどです。
 三菱重工業が手がけているのは、戦車、支援戦闘機、戦闘機、潜水艦、地対空誘導弾など。次いで川崎重工業の輸送ヘリコプター、対戦車誘導弾中等練習機。三番手にこれまた三菱系の三菱電機が入ります。地対空誘導弾改善用装備品、中距離地対空誘導弾などです。

道しるべ   軍需産業支援法は、企業の、採算が取れない施設を政府が買い上げて企業に使用させたりもします★生産に当たって大きな部分を占める施設に関わる費用がなくなることで、企業側は原材料や電力、人件費で済むことになり、多大な利益を得ることになります★巨大企業だけではなく、機雷を生産している石川製作所は、20年度に防衛省海上自衛隊から27億3400万円。機雷など有事の事態にならないかぎり、使うこともなく、砲弾、銃弾のように品質劣化もありません。このようなことから大量生産ができず、生産コストが高くつきます。    

ココちゃんで~す

 

ココちゃんたち、よく行くお寺のコマさん、アジサイに囲まれてるんだワン 🥰 🥰          

大阪市平野区・全興寺 ザウルスちゃん撮影       

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね  

 みなさん            

おはようございます  うめ吉 

この欄はココちゃんの担当です

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