富士総合火力演習に11億7000万円

2023年5月29日  第691号

ココちゃん通信

発行人      

大阪のうめ吉     

2023年    

5月29日    

第691号     

編集・ココちゃん   

富士総合火力演習に11億7000万円

  

           V22オスプレイも投入  

巨額税金の無駄遣い    

  安保3文書にともなう実施 


 陸上自衛隊が27日、静岡県御殿場市などにある東富士演習場で実弾射撃演習「富士総合火力演習」を実施しました。昼間演習で使用された弾薬は約39・9トン、費用は約8億5000万円。夜間演習は弾薬約17・3トン、約2億2000万円にもなります。演習の諸経費を合わせた総費用は計約11億7000万円にもなる巨額となり、とんでもない税金の無駄遣いです。11億7000万ものお金があれば、首都圏でも5カ所に保育園が建設できる金額です。「異次元の少子化対策」を掲げることと著しく矛盾するものです。  

 

日本版海兵隊も参加  

富士総合火力演習=陸上自衛隊ホームページ         

 演習場ではアナウンスがおこなわれ「安保3文書策定にともなう、将来の陸上防衛力の方向性を紹介しながら実施する」としています。これで完全に敵基地攻撃能力保有、一大軍拡を推進する安保3文書の具体化であることが明らかになりました。               
 このために費やしたお金があれば、不足している保育園を、首都圏に限っても、定員60人規模として約510㎡の園舎が2億1700万円をかけ、5カ所に建設できるのです。地価が安い地方都市の場合だと、さらに建設数が多くなります。        
 こうしたことで、子どもを預けたくても保育園がないことで預けられない、待機児童世帯がどれほど助かるでしょうか。税金、お金の使い方を政府は全く理解していません。
 

演習に隊員3400人参加

 このような演習で使用した弾薬などは消えてなくなり、なにも残りません。こうしたお金を



富士総合火力演習=陸上自衛隊ホームページ 

保育園建設に充当すれば、この先何十年も使えるのです。    
 今回の演習は、島嶼部で敵の侵攻への対処を想定し、宇宙を含めた新たな領域での能力、陸・海・空の従来の能力を融合した「領域横断作戦」とした戦闘行動を実施しました。日本版海兵隊とされる海上・航空自衛隊、陸自の水陸機動団も演習に参加しています。    
 演習に参加した自衛隊員は全体で約3400人。戦車35両、火砲64門、航空機25機を投入しています。昨年初めて加わった陸上自衛隊のV22オスプレイは今回も投入されています。長射程化めざしている12式地対艦誘導弾、上陸時に使用する水陸両用車も加わっています。   
 これまで参加していたUH60ヘリ、今回は加わっていません。先ごろ同型機が沖縄県宮古島沖で墜落し、いまだに行方不明のままの隊員もおり、事故の原因も究明されていません。こうしたことから同型機が加わることを見合わせたものです。       
 戦争の為の演習など、なにも得るものがないばかりか、築き上げた街も、なにもかも破壊するものでしかありません。


道しるべ  陸上自衛隊が富士総合火力演習に費やした費用は約11億7000万円。このような無駄金を使うなら、保育園の新規建設というだけでなく、保育士そのものがゆとりをもって働ける環境を作ることもできます★保育士を1人増やせば余裕ができます。保育士の勤務年数や年齢によっても異なりますが、賞与を含めた平均年収は374万5000円★今回の演習費用だけでも約300人の保育士さんを増やせます。1年間ですが、軍拡の無駄な金を使えば継続できますし、さらに大幅な増員ができます。いかに軍事の予算が無駄であるかということです。    

ココちゃんで~す                 

            
おいしそうなサンドイッチだワン 🥰 🥰サンドイッチ専門店で買ってきたんだワン 🙂        

        

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね               

みなさん            

おはようございます  うめ吉 

この欄はココちゃんの担当です

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