
2023年5月22日 第684号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
5月22日
第684号
編集・ココちゃん
核宣言の場にされた広島
歴史の教訓生かされず
被爆地で核抑止論宣言
狂っている参加首脳の頭
3日間の日程で開かれていたG7広島サミットが「核抑止論」、「核」を宣言して終わりました。世界で唯一、原爆を投下された被爆国なのに、核廃絶の言葉もなく、歴史の教訓は全く生かされない最悪のサミットです。参加7カ国の首脳の頭は狂っているとしかいえないものです。
見学会になった資料館訪問
右から岸田首相、バイデン大統領、マクロン大統領
広島サミットは、広島を「核」宣言の場に利用しただけです。歴史の教訓が生かされないだけでなく、被爆の地で核抑止論を公然と宣言したのです。
岸田首相をはじめ、参加したアメリカ・バイデン、フランス・マクロン大統領、イギリス・スナク、ドイツ・ショルツ、カナダ・トルドー、イタリア・メローニ首相、これら首脳の頭は狂っているとしかいいようがありません。広島で、原爆資料館を訪れたことなど単なる見学会でしかありません。原爆投下の悲惨さをみて悲惨を感じただけではなんの意味もありません。その悲惨なことを繰り返さないようにすることです。核抑止論など言語道断。教訓が生かされるなら第一にすべきことは核廃絶宣言です。
広島を核廃絶宣言の場にしてこそ広島で開いたことに意義があるのです。このような指導者が存在するかぎり、この地球上から核兵器がなくならないでしよう。もち
核禁条約批准、廃棄への着手こそ
ろん、G7に入っていない中国、ロシアなどの核保有国が少なくありません。ですが、G7国が率先して核を廃絶してこそ、この地球上から核兵器がなくなるのです。
G7国全てが核兵器禁止条約を批准することが手始めです。その上で国連監視の元で核廃棄・解体を進めることです。「俺は持つが、お前はもつな」などと言っていたのでは核兵器はなくなりません。自分が捨ててこそ相手にも言えるのです。
今回の広島サミットで、核軍縮に焦点を当てたとする「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」なるものを発表しました。
岸田首相は「核兵器のない世界の実現に向けたG7首脳の決意や具体的に合意したことをはじめ、今後、優先する事項や方向性を示す歴史的意義を有するものだ」と強調していますが、これでどれほど核廃絶に向かうでしょうか。
このようなものは見せかけであり、早い話が国民騙し、欺きでしかなく何の意味もありません。
広島ピジョンなる文書には、核兵器の透明性について、核保有国が戦力のデータの公表、NPT(核不拡散条約)の実施報告を核保有国と非核保有国で議論などの合意を明記しています。
ですが、率先してアメリカが核廃絶を実践しないかぎり、このようなことは絵に描いた餅にしかならないものです。何よりも世界の大国、アメリカが実践してその意気込みを示すことです。核抑止論が続く限り、核兵器の廃絶はあり得ません。
即座にやるべきなのは核兵器禁止条約の批准と、間髪を置かずに核廃棄に着手することなのです。
道しるべ 実践なき議論などただのお話会でしかありません。それが今回のG7広島サミットです★参加各国に、実践する気があるならば、核抑止論などと言う言葉が出てくるはずがありません。核抑止論、言い換えれば核を持ち続けるということでしかないのです★名実ともに核廃絶でなければなんの意味もありません。「核抑止論」などは常に言われてきたもの。ここからしても、広島ピジョンなるものはなんの目新しさすらなく、そればかりかこれからも「核抑止」として保有を宣言しただけなのです。7つもの頭が集っての結果がこれなのです。
ココちゃんで~す
うわーい、屏風の前に置かれていた花しょうぶ、名画みたいだワン 😲 😲
城北菖蒲園でザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
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