
2023年5月15日 第677号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
5月15日
第677号
編集・ココちゃん
沖縄復帰51年、変わらぬまま
今も続く米軍による被害
「基地のない島」叶わ ず
沖縄顧みない日本政府
今日15日、沖縄が日本に復帰して51年を迎えました。沖縄戦で、想像を絶する悲惨な体験をし、その後も苛酷な米軍支配に置かれてきた県民。日本復帰に際し、日本国憲法の下で基本的人権の保障「基地のない平和な島」の実現を切望したものでした。ですが、復帰から半世紀が過ぎたのに、今も沖縄はその願いが叶わずに、米軍による被害を受け続けています。沖縄を顧みない日本政府は、沖縄県民の切実な願いより、日米地位協定を優先する矛盾した姿勢を取り続けています。
矛盾した地位協定
新たな基地となる工事が強行されている辺野古=沖縄県ホームページ
72年5月15日、沖縄が本土に復帰しました。復帰を喜んだ県民でしたが、その後に待っていたのは何も変わらない沖縄でした。 沖縄県の玉城デニー知事は今日15日、72年の日本復帰から51年となったことを受けてのコメントを発表しました。
復帰前の時代を「苦難の歴史ともいえる米軍統治下で、県民は筆舌に尽くしがたい労苦を重ねた」とし、中国の軍事力強化、台湾有事への懸念に触れ「安全保障環境がより一層厳しさを増している。沖縄が築いたネットワークを最大限活用し、平和構築に貢献する独自の地域外交を展開する」としています。
軍事対軍事で、一大軍拡を図る岸田政権に対し、玉城知事は、軍事に頼らない県独自の地域外交を展開するというものです。
こうしたことに、国内の保守勢力は、外交は国の専権事
「復帰して良かった」沖縄県に
項などとして反発していますが、国が軍事にしがみ付いている、固執している以上、県のこうした姿勢は当然のことです。沖縄県はかつての大戦で激戦地となった沖縄戦の地。他の都道府県とは全く背景が異なります。
こうしたことに加え、沖縄ではさらに新たな基地工事が、県民の意思を無視して強行されているのです。このような基地の新設など全く必要のないものです。かつての戦争は日本に非があるとはいえ、米軍は民有地を国際法に反して今なお占拠を続けているのです。
国際法である、ハーグ陸戦条約では、戦争が終われば、占拠した民有地は速やかに返還されなければならないとされているにもかかわらず、未だに占拠を続けているのです。無条件で返還すべきものであり、代替え基地を新設して提供するいわれなどないものです。
かつての敵国、今は同盟国という関係を100歩譲って考慮するにしても、県民が何度も示している反対の意思が尊重されなければなりません。
しかし、日本政府にそうした配慮の姿勢など全くなく、強行に次ぐ強行で県民を完全無視なのです。沖縄県民がかつて体験した悲惨な沖縄戦も、その後の米軍の無法行為も完全無視なのです。
半世紀を超えて、今なお沖縄に苦痛を強いるようなことは絶対に許されるものでありません。ただ単に「復帰51年」を政府が祝うことには何の意味もない形だけのものです。51年になった今こそ、沖縄県民が「復帰してよかった」そう実感出来る沖縄県にすることです。
道しるべ 沖縄、本土復帰前は苦難の歴史といえる米軍統治下において、筆舌に尽くしがたいものを県民が重ねてきました★復帰後は観光業が成長しました。県民が宝とする美ら海あったからです。ですが、その美ら海が、辺野古の新基地建設で汚されているのです。工事海域に生息していたジュゴンがいなくなりました。ジュゴンは県民にとって宝の中のたからです★そのジュゴンは国内4つの法律とワシントン条約で保護されている国の天然記念物です。かつては直接の糧とされたジュゴンですが、今は沖縄が観光県として生きていくための宝なのです。
ココちゃんで~す
昨日は出がけから雨。でも「撮り歩き」決行だワン 😂 😂
雨カッパ用意してたけど、凄い雨で雨宿りしたワン 🌧️ 🌧️ ☔
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です