
2023年5月13日 第675号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
5月13日
第675号
編集・ココちゃん
規範破り4・2億円収入
岸田首相大規模パーティー開催
「抵触しない」開き直り
首相としての資格なし
「国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」政治資金集めのパーティーに関わる大臣規範です。にもかかわらず、大臣の長である岸田首相が21回、総額4億2231万円の収入になるパーティーを開催していたことがしんぶん赤旗の調べで明らかになりました。岸田首相の外相時代から21年10月の首相就任までの政治資金収支報告書を調べて判明したものです。にもかかわらず、首相は「規範に抵触するものではない」と開き直っています。
ニトリ社長150万円購入
岸田文雄首相(内閣府ホームページ)
首相は、3月に地元広島で後援会の「新春互例会」を1000人規模で開催し、5月に広島で開くG7サミットのロゴの入ったまんじゅうやペンをお土産として参加者に配っていたことから「政治利用」として問題になっていました。
3月27日、参院本会議で、立憲民主党の議員に「規範に抵触するのではないか」と批判されています。この時首相は「とくに定められた基準はなく、各大臣等が国民の疑念を招かないよう良識の範囲で適切に対応すべきもの」「おたずねのパーティーは規範に抵触するものではない」と、反省どころか開き直りです。
22年度についてはまだ公表されておらず、21年までの分の集計です。これを、外相時代(安倍政権)と、21年の首相就任以降についてまとめたものです。
パーティーは、「国政を語る会」「新政治経済塾」「新年互例会」などの名目で40回ほどの開催。規範に抵触する収入10
癒着そのものでしかない
00万円以上のものは21回にもなります。しかも、このうち2000万円を超えたものが11回もあります。
こうしたパーティー「国政を語る会」では、札幌が創業地で、全国展開しているニトリの似鳥昭雄会長が150万円ものパーティー券を購入しています。他に日本医師連盟50万円、製薬産業政治連盟40万円などが大口のパーティー券購入です。
このような、財界の大物が、多額のパーティー券を購入することは、ただ単に思想が合っているからではありません。事業活動を進めるにあたって都合の良いことをやってもらうことにあります。癒着といえるものであり、良識の範囲とはとてもいえないものです。
政党助成金と
政治献金の二重取り
首相は、自民党の総裁でもあり、自民党は、今年度に限っても159億1000万円の政党助成金を受け取るのです。この金額が年4回に分けて配られるのです。政党助成金は、政治献金をなくすことを目的に制度化されたもの。
ところが、自民党はこのような多額の政党助成金を受け取りながら、政治資金管理団体を作り、形を変えて受け取っているのです。政治献金と政党助成金、正に二重取りです。
こうしたことに加え政治資金パーティーの開催です。これは、明らかに形を変えた政治献金そのものです。一国の首相たるものが、このような無法行為を平然とやって、追及されれば開き直っているのです。首相の資格がありません、許されることでありません。
道しるべ 岸田首相が21回、総額4億2231万円もの収入になる政治資金パーティーを開催していたことが明らかになりました★このようなことは、政治資金収支報告書を閲覧すればわかることです。ですが、大手全国紙のどこも報じていません。問題になるまで率先して手をつけることをしない姿勢です★このようなことは、やはり広告という収入源を失いたくないからです。大企業から広告をもらう全国紙の限界とも言えます★ですが、これでは果たすべき使命を新聞が果たしていません。新聞が単なるニュース配信業であってはなりません。
ココちゃんで~す
ココちゃん、また大阪城見てきたワン 🤔 🤔
大阪城ってすごいワン 😂
12日、大阪市中央区 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です