
ー384ー 姿みせた海の要塞 最終回

ーー ⑤ 対ミサイル防衛レーダーAN/SPY-6 ーー

対空・対ミサイル防衛レーダーAN/SPY-6
SPY-6は、全辺60cmという比較的コンパクトなキューブ状の「RMA(レーダーモジュールアッセンブリ)」と呼ばれる小さなレーダーを複数個の組み合わせによってひとつの大きなレーダーとして機能します😲😲
搭載する艦艇の規模、用途に合わせて大きさの変更が可能なのが特徴😮😮

対空・対ミサイル防衛レーダーAN/SPY-6
SPY-6は長大な探知距離を誇り、多様な脅威に対処が可能で
弾道ミサイルや巡航ミサイルなど、さまざまな目標を長距離探知を目的として開発されました😨
これまでイージス艦に搭載されてきたSPY-1Dと比較した場合、SPY-6(V)1であれば約3倍の探知距離を誇ります😲
低高度を複雑な軌道を描いて飛翔する極超音速兵器への対応も可能です😨😨

対空・対ミサイル防衛レーダーAN/SPY-6
不可欠なメンテナンスが容易というもので、RMAの背面に挿入されている電子回路をわずか数種類の工具で交換するだけで大半の不具合の解消が可能です😲😲
SPY-6は、シリーズとして開発されたもので、ハードウェアが共通化されており、教育やロジスティクスが共通化され、従来より運用コストが大幅に削減されます😮

対空・対ミサイル防衛レーダーAN/SPY-6
最大の特徴は、捕捉したデータを自前処理する能力を備えていることです😲
従来、捕捉データは艦艇の戦闘システムに直接送られ、そこで処理が行われて目標の位置を確定というものでした😮

対空・対ミサイル防衛レーダーAN/SPY-6
SPY-6は艦艇の戦闘システムから独立した独自データ処理装置を備え、かかる負担を大幅に軽減しています😲😲


SPY-6のデータ処理装置と艦艇が有する戦闘システムが切り離されており、艦艇、レーダー、それぞれの性能向上を別個に行えます。こうしたことは今後の脅威に対応することができるものです😮😮