
2023年5月8日 第670号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
5月8日
第670号
編集・ココちゃん
命を守る取り組みを
能登地震、被害拡大させるな
活発化、能登の地震活動
被災者支援最優先で
石川県能登地方を襲った震度6強の地震、死亡した人も確認されています。同地方の地震は今回が初めてとか、何年ぶりとかではなく、20年12月ごろから地震活動が活発化していることです。気象庁の観測で、5日の震度6強の地震の前までに、震度1以上とされる地震が313回も発生しているのです。昨年6月にも震度6弱の地震が起きています。政府は、自治体任せにせず、土砂災害を警戒しつつ、被災者の支援を急ぎ、住民の命を守ることを最優先にした取り組みが必要です。これ以上被害を拡大させるようなことがあってはなりません。
政府、自治体まかせにするな
能登地方の地震を伝えるANNニュース
今回の地震で、同地の能登半島先端にある珠洲市では深度6強です。倒壊した建物の下敷きになって負傷した人、はしごから転落して死亡した人もいます。
今回の地震、能登半島でも、珠洲市の6強を最高に、能登町5弱、輪島5弱、金沢4と、震源地に近い珠洲市が最高値を記録しています。今回の震源は、能登半島の先端で震源の深さは14キロとされています。
同地方は07年に「能登半島地震」と命名された地震によって、死者1人の他、3万棟以上の建物が被害を受けています。こうした地震多発地帯であることです。
震度6強の地震となれば、立って歩くことができません。それほど大きな揺れなのです。このような状況下ですから、今回死亡した1人の
妻と旅行、毎日記者が現地リポ
他、2棟の住宅が倒壊して1人が下敷きになり、救助され病院に搬送されています。80代の女性がケガによりドクターヘリで搬送されたりしています。同日午後7時時点でけが人は22人です。
今回、偶然に、能登半島先端、震源地に近い禄剛崎(ろっこうざき)をパートナーとともに旅行で訪れていた毎日新聞の記者が、現地からリポートしています。
唐突に激しい揺れに襲われた。視界が揺れ、全く身動きがとれない。あちこちで食器などが割れる音が聞こえた。津波の心配がないことを知って少しだけほっとした。路上には太く長い亀裂がいくつも走っていた。商品の酒類が割れたのだろうか、道の駅の建物からは酒のにおいが漂う。見回すと、近くの民家の屋根の瓦が崩れていた。
須須神社付近まで来ると、鳥居が倒れて一部が車道にはみ出していた。発生から1時間もたっていなかったが、既に周囲はコーン標識で囲われ、注意喚起が行われていた。妻を安全な場所に届けた後、できる範囲で取材を続けた。時折、余震とみられる揺れがあってひやりとする。
家屋があちこちで倒壊しており、被害の大きさに驚いた。 その揺れの強さはあまりにもすさまじく、最初は何が起きているのか理解できなかった。ただ机にしがみつくしかなく、恐ろしかった。この感覚は記者として決して忘れてはいけないものだと思う。記者はこう綴っています。
道しるべ 能登半島先端を震源とする震度6強の地震が起きた石川県珠洲市★死者は1人にとどまったものの、住宅の倒壊、危険な状態の家屋が少なくありません。同市の職員が市内の家屋を巡回し、危険度を判定し度合を示す紙を貼っています★珠洲市の高齢化率(5月1日現在)は51・42%に達しています★夫婦2人暮らし、81歳のNさんの家は築50年、窓などが壊れ「要注意」認定。ですが、水道管が壊れ、トイレも風呂も使えません。ブロック塀は全て隣家側に倒れています。高齢者に出来る作業ではありません。支援が必要です。
ココちゃんで~す
うわーい、今日のおやつ
フルーツとソフトだワン 😍 😍
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
―――― ―――― ―――― ―――― ―――― ――――
今回の能登地方を襲った震度6強の地震。この地方は今回たまたまではなく、地震の多発地帯です。そんなこの地にも原発があります。半島からは離れているとはいえ、警戒地帯であることに違いはありません。
そんな地に、原発が適切なのか。政府は原発に固執することなく、安全な再エネに舵を切るべきです。原発回帰など許されることではありません。一たび事故を起こすと、福島第一原発のようになるのです。